セッション

SS-0511:30〜13:00SIP国家レジリエンス(防災・減災)の強化
SIP「国家レジリエンス」の革新技術で変わるこれからの災害対応
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  • 一般向け

メッセージ

広島県の災害対応の取組を紹介いただきながら、SIP国家レジリエンスの研究者メンバーが、研究開発を進めている災害情報技術を紹介します。私達の革新技術はこれからの災害対応の姿を変えていきます。

セッション内容

広島県は、土砂災害等危険箇所が約3万2千カ所と全国で最も多い県であり、平成26年8月豪雨、平成30年7月豪雨において、土砂災害による大きな被害が発生しました。広島県の災害対応の取組を紹介いただきながら、平成30年7月豪雨でも対応した研究者メンバーより、令和2年7月豪雨において活用された開発技術を紹介し、革新技術によって変わるこれからの災害対応の姿を探っていきます。

登壇者紹介

  • 関 克己 (公財)河川財団 理事長 京都大学大学院(土木)修、1978建設省入省、1986国連WMO/ESCAP台風委員会専門家、1998内閣官房安全保障・危機管理室内閣審議官、2011国土交通省河川局長、2013国土交通省退職、2014~SIP豪雨竜巻、線状降水帯等担当SPD
  • 佐藤 伸樹 広島県 危機管理監 危機管理課 課長 広島県出身。平成元年4月広島県職員に採用。31年4月危機管理監 危機管理課長。
  • 臼田 裕一郎 (国研)防災科学技術研究所 国家レジリエンス研究推進センター 研究統括 同所総合防災情報センター長兼防災情報研究部門長。基盤的防災情報流通ネットワーク「SIP4D」の研究開発責任者であり、災害時情報集約支援チーム「ISUT」設立に寄与、災害時にはその一員として活動。
  • 六川 修一 東京大学工学系研究科 教授、兼(国研)防災科学技術研究所 国家レジリエンス研究推進センター 研究統括 日本IBM(株)(現東京基礎研究所)を経て、現職。物理探査工学、宇宙リモートセンシングの研究に従事。近年は、合成開口レーダによるインターフェロメトリ技術の資源・防災分野での応用研究に精力的に取組む。
  • 萩行 正嗣 株式会社ウェザーニューズ 主任研究員 2014年3月京都大学大学院情報学研究科にて博士(情報学)取得。2014年4月より株式会社ウェザーニューズ(現職)。リスクコミュニケーションへのAI活用、気象情報データベースの開発に従事。
  • 清水 慎吾 (国研)防災科学技術研究所 国家レジリエンス研究推進センター 研究統括 鹿児島県出身、東京都(府中市)育ち。名古屋大学で気象学に関する博士号を取得。2006年から現研究所で、積乱雲の観測・予測技術開発に従事。2018年から内閣府SIPの線状降水帯研究プロジェクトを統括。