セッション

SS-1013:00〜14:15広島市、共催:RCCラジオ/第1部
広島市防災セミナー 語り継ぐ防災~教訓を活かす~第一部
  • 一般向け

メッセージ

広島市内の災害伝承・防災教育に関する事例をご紹介し、過去の災害の教訓を活かすためにどのようなことができるのか考えます。広島市の方だけでなく、それ以外の方にも興味を持っていただける内容です。

セッション内容

株式会社中国放送と共催し、「災害伝承と防災教育 ~大切な命を守るために~」をテーマに、東京大学の片田敏孝教授を迎え、トークセッションを開催します。広島市内の災害伝承に関する取組や、防災に関する学校教育の例を、地域の方々にご紹介していただきながら、気象予報士の岸真弓さんやアナウンサーの本名正憲さんが全体コーディネートします。トークセッションの様子は、ラジオでもライブ配信します。

登壇者紹介

  • 片田敏孝 東京大学大学院情報学環・日本災害情報学会/特任教授・会長 専門は災害情報学・災害社会工学。災害への危機管理対応、災害情報伝達、防災教育、避難誘導策のあり方等について研究するとともに、地域での防災活動を全国各地で展開している。
  • 松井憲 復興交流館モンドラゴン/事務局長・広島市地域防災リーダー 平成26年8月豪雨災害で自宅が被災。その後防災士の資格を取り、住民らで運営する復興交流館モンドラゴンの事務局長として、訪問者を被災地に案内し、災害を伝承している。
  • 杉田精司 河内地区自主防災会連合会/会長 平成11年の6.29豪雨災害以降、毎年、追悼集会に合わせ防災講演等を開催。検証という観点を重視した防災訓練を継続的に実施している。平成24年には石碑を建立し、災害を伝承している。
  • 山口芳和 落合小学校/教諭・広島市地域防災リーダー 昨年、6年生の担任として、地元の防災士の協力を得て約40時間の防災教育に取り組んだ。6年生は、学習の成果を地域や在校生に伝えるため、落合っ子防災フェスティバルを開催した。
  • 本名正憲 株式会社中国放送/アナウンサー 1985年RCC入社。情報番組を中心にテレビやラジオで多くの番組を担当。平成30年7月豪雨災害当時は7月9日の朝から被害状況、交通情報、支援情報等を番組で伝え、自転車で各地を回り被災地の状況を取材。
  • 岸真弓 株式会社中国放送/気象予報士・防災士 日本気象協会九州支社で気象予測・解説業務に就いた後独立し、RCCで「イマなまっ!」等に出演。その他、気象や防災講演等、幅広く活躍。平成30年7月豪雨災害当時、7月6日の夜のラジオで避難を呼びかけた。