セッション

SS-2415:30〜17:00(公社)日本医師会
豪雨災害と医療連携
  • 専門向け(学術界)
  • 一般向け

メッセージ

近年の豪雨災害は集中的に発生し、被害の激甚化が進んでいます。
地域医療では、医療機関のライフライン途絶、入院患者の避難、住民の医療アクセス阻害、在宅患者への対策が重要です。被災地や支援者の感染対策も必要です。
過去の医療連携を振り返り、これからの豪雨災害の医療対策をディスカッションいたします。

セッション内容

地域医療の担い手、豪雨災害時の医療指揮経験者や防災専門家の参加を得て、近年多発化・被害激甚化が進む豪雨災害における医療連携を協議します。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえて感染対策も論じます。
目的:豪雨災害における医療連携についての意見交換
パネリスト:医師会関係者、豪雨災害時の医療従事経験者、防災専門家、感染管理の専門家
対象:医療・介護・福祉・行政関係者、自治会等の市民代表者

登壇者紹介

  • 西野 繁樹 広島県医師会常任理事 岡山大学医学部卒業後、岡山大学医学部、岡山旭東病院等を経て平成5年に広島市民病院に入職。現在、同院の救命救急センター長。広島県医師会常任理事(新型コロナ対策・救急医療・災害医療・女性医師担当)。
  • 髙杉 啓一郎 広島県呉市医師会理事 東邦大学医学部助教、JCHO東京蒲田医療センター泌尿器科部長等を経て、医療法人社団スマイル博愛クリニック院長、同法人理事長。呉市医師会理事。平成30年7月豪雨を経験(当時、呉市医師会理事災害担当)。
  • 山田 和彦 熊本県人吉市医師会副会長 熊本大学卒業後、健康保険人吉総合病院内科部長等を経て、ひとよし内科、人吉リハビリテーション病院等を開設。県老健協会長、全国老健協会長等を歴任。人吉市医師会副会長として令和2年7月豪雨災害の対応を経験。
  • 丹羽 浩之 広島市危機管理室専門監 陸上自衛隊医療部隊・兵站部隊の指揮官等を務め、数々の災害派遣を経験。平成27年8月より現職。広島市では平成30年7月西日本豪雨災害への対応や被災他市町への応援を担当。獣医師。
  • 櫻井 滋 日本環境感染学会「災害時感染制御検討委員会」委員長/岩手医科大学附属病院感染制御部長 金沢医大卒。岩手医科大学講師を経て、同大学附属病院感染制御部長。日本環境感染学会災害時対策検討委員会委員長。東日本大震災・熊本地震では避難所で衛生指導に、ダイアモンド・プリンセス号で感染制御に当たる。
  • 中川 俊男 公益社団法人 日本医師会 会長 札幌医科大学卒。医療法人新さっぽろ脳神経外科病院理事長。厚生労働省「中央社会保険医療協議会」委員等を歴任。
    平成18年日本医師会常任理事に就任し、平成22年副会長、令和2年会長に就任。中央防災会議議員。
  • 猪口 雄二 公益社団法人 日本医師会 副会長 獨協医科大学卒。医療法人財団寿康会理事長。厚生労働省「中央社会保険医療協議会」委員等を歴任。
    平成29年より全日本病院協会会長。令和2年より日本医師会副会長(救急災害医療他担当)。
  • 長島 公之 公益社団法人 日本医師会 常任理事 島根医科大学卒。長島整形外科院長。平成24年より栃木県医師会常任理事。
    平成22年より日本医師会「医療IT委員会」委員等を経て、平成30年日本医師会常任理事就任。救急災害医療担当として政府の各種審議会に参画。