プログラム

O-6

自治体向け

一般向け

屋外展示

「やむをえない車中泊避難への備え」と
「障がい者の命をつなぐモバイルトイレ」

主催団体:トヨタ自動車株式会社
     神戸学院大学総合リハビリテーション学部 川本健太郎 研究室

10/22(土)・10/23(日)

終日

なぎさ公園 (前道路)・ JICA関西前

やむをえず車中泊避難を選ぶ方が今後も増えると予想される一方で車中泊避難には命に関わるリスクを伴うため適切な対応が必要です。そのリスクと対策方法の必要性を車両展示や冊子の配布により働きかけます。また、災害時のQOLの低下は障がい者にとって命に直結する問題です。モバイルトイレは、電源車でけん引しタンクを搭載し場所を選ばず使用可能です。災害時に命を守る新しいツールの一つとして提案します。

メッセージ

「災害時にやむをえず車中泊避難される場合のエコノミークラス症候群など健康リスクから命を守る適切な知識・対策」と「障がいをお持ちの方が衛生的に利用できる移動型バリアフリートイレ(モバイルトイレ)をきっかけに災害弱者の命を守る対策」について、自治体や来場される皆様とともに一緒に考えていきましょう。

防災への取組紹介

●トヨタ自動車株式会社
トヨタ自動車では、甚大な自然災害が発生した際、トヨタ災害復旧支援「TDRS」(Toyota Disaster Recovery Support)として被災地に寄り添う活動をおこなっており、近年の避難形態の多様化を背景に車中泊避難が今後も増えていくと予想されていることから、やむをえずクルマを避難先に選ばれた方の「命を守る」ことを第一に車中泊避難のリスクとその予防法・平時からの備えについて啓発活動に取り組んでいます。また、有事のみならず日常の外出時における障害のある方のトイレ課題の解消のために移動型バリアフリートイレ「モバイルトイレ」の開発・製作に取り組み、神戸学院大学様と協力して社会実装に向け神戸市内での社会実験を進めています。
●神戸学院大学総合リハビリテーション学部 川本健太郎 研究室
神戸学院大学総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科に属している私の研究室では、障害者の就労、社会参加をテーマとした研究と実践を行なっている。その中の取り組みの一つとして、災害など有事における障害者の避難等を困難にする要因について調査研究を進めており、その一つのハードルとして、トイレのあり方が問われていることがわかった。そこで、有事のみならず日常の外出時における障害者等のトイレ問題を対象としたトヨタ自動車社会貢献部が手掛ける移動型バリアフリートイレ「モバイルトイレ」開発に企画段階から参与する機会を得て、障害当事者参加型開発のディレクション等についてサポートしてきた。現在、社会実装に向けて、神戸市内での社会実験を進めており、運用方法等についても明文化していくための準備を進めている

主催団体名
(連絡先)

ホームページ

トヨタ自動車株式会社
〔トヨタ災害復旧支援(TDRS)〕

https://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/social_contribution/tdrs/

主催団体名
 

ホームページ

神戸学院大学総合リハビリテーション学部
川本健太郎 研究室

https://www.kobegakuin-sr.jp/