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一般向け
プレゼンテーション
WEBサイトと紙の本を連動させて、映像に含まれる災害教訓を後世に伝える取り組み
主催団体：
西日本出版社
10/22（土）・10/23（日）
終日
場所：人と防災未来センター
2000の取材映像で震災を伝えるWEBサイト「激震の記録1995 阪神淡路大震災アーカイブ」と、 書籍『スマホで見る阪神淡路大震災』のQRコード読み取りの、両方を体験できるブース。実物の書籍はA5判だが、それをA3サイズに拡大し、ラミネート加工した抜粋版を複数展示予定。 パラパラめくりながら、思い思いのQRコードを読み取り、スマホから27年前の震災を体感する。
メッセージ
災害のリアリティや教訓は、数十年が経過し、経験者が少なくなるにつれて必ず忘れ去られてゆきます。 実際の災害取材映像をインターネットで見られる「わかりやすさ」と、紙の本に掲載したQRコードから映像にアクセスできる 「手軽さ」「長期の保存に適した強さ」を両立させた、「新しい災害伝承の方法」を提案します。
防災への取組紹介
西日本出版社は、2020年にWEBサイトに公開された、「激震の記録1995 取材映像アーカイブ」の40時間分2000クリップの映像の中から、357本分のQRコードを掲載した書籍「スマホで見る阪神淡路大震災」を出版しました。これまでおよそ5000部を販売するとともに、全国300以上の図書館にも蔵書として収蔵されています。災害のリアリティを感じられる取材映像を広く一般にもアクセス可能にしたことはきわめて画期的であるとともに、デジタルとアナログを組み合わせて出来るだけ長期の伝承を目指すこの取り組みは、デジタルアーカイブに関連する各賞のほか、2021年度グッドデザイン賞を受賞しています。
団体プロフィール
