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セッション

避難生活支援と「もれ・むら」のない
コーディネーション

主催団体:特定非営利活動法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)

10/23(日)

10:30

場所:人と防災未来センター 西館1Fガイダンスルーム1

日本のどこで災害が起きても支援の「もれ・むら」 をなくし、必要な支援を効果的に届けるため、現在、多様な主体間における連携・協働による避難生活支援の仕組みの構築が進められている。さらに、このシンポジウムにより、我々が目指すべき「被災者支援コーディネーション」とは何かを明らかにすることで、災害中間支援組織によるコーディネーションや都道府県域NW構築など具体的な取り組みを進める。

メッセージ

「もれ・むら」のない支援を実現するためには、行政だけでなく、企業や団体、個人など、様々な支援の手を結集する必要がありますので、できる限り多くの方に災害支援に関わっていただきたいと切望しています。そのため、より効果的な支援とするための「被災者支援コーディネーション」への取組などについて発表します。

防災への取組紹介

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(英名:Japan Voluntary Organizations Active in Disaster 以下:JVOAD)は、東日本大震災での災害対応の課題をふまえ、支援者の力を最大限に活かすため、地域、分野、セクターを超えた多様な担い手とともに全国ネットワークを築くことを主な目的として設立された団体。災害時には支援の「もれ・むら」をなくすため、被災した地域をサポートし、支援者間の連携・コーディネーションを行うという新たな取り組みが円滑に進むことを目指している。2016年11月1日付でNPO法人化。

団体プロフィール

主催団体名

部署
担当者
住所
TEL
メール
ホームページ

特定非営利活動法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)

事業部
古越 武彦
〒100-0004  東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル267-B  
090-9357-0603
takehiko-furukoshi@jvoad.jp
https://jvoad.jp/

登壇者紹介

辛嶋 友香里/からしまゆかり

ピースボート災害支援センター/現地コーディネーター

2011年、東日本大震災をきっかけにPBVの初期運営メンバーとして支援に携わり、職員となる。全国各地で講演やPBVが持つ各種防災・減災プログラムの研修講師としても活動中。国内災害の緊急支援も担当。直近では、コロナ禍における2020年7月豪雨(熊本)、2021年熱海市土砂災害、8月豪雨災害(佐賀)など毎年常駐型で、被災地の現地コーディネーターとして災害対応にあたっている。

今井 遊子/いまいゆうこ

社会福祉法人 全国社会福祉協議会 政策企画部副部長、災害福祉支援活動推進室長

1994年、国際基督教大学大学院行政学研究科博士前期課程修了、全社協入局。災害支援の関係では、東日本大震災後に保育所や障害者施設等の支援活動を、また熊本地震、西日本豪雨災害時の民生委員・児童委員の災害支援活動に関わり「災害に備える民生委員・児童委員活動に関する指針」の改定(2019年)を実施。2019年4月より政策企画部副部長に、2020年4月に政策企画部内に災害福祉支援活動推進室が設置されてからは室長に就任。全社協内のボランティアセンターやDWAT担当の法人振興部等と協働して災害支援にあたっている。

村上威夫/むらかみたけお

内閣府 政策統括官(防災担当)付 参事官(普及啓発・連携担当)

広島県出身。国土庁(現国土交通省)入庁後、土地・不動産政策、地域開発・振興政策、インフラ関係政策などに関わる。防災関係では、2007年から2012年にかけて、国連勤務(UNOCHA及び現UNDRR)、内閣府(防災担当)参事官補佐、防災担当大臣秘書官を経験。2021年8月より現職。

岸田 育也/きしだやすなり

兵庫県社会福祉協議会 ひょうごボランタリープラザ 交流支援部長

ひょうごボランタリープラザに兵庫県からの派遣職員として、2011~2013年度及び2020年度から勤務し通算6年目。NPO等への支援とともに、災害ボランティアが平時から活動しやすい環境づくりや、東日本大震災をはじめとした被災地向け助成事業などのボランティア支援業務に携わる。

栗田 暢之/くりたのぶゆき

認定NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)代表理事

1964年岐阜県生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科修了。阪神・淡路大震災を機に設立した認定NPO法人レスキューストックヤード代表理事を務め、50箇所を超える現場で支援活動を展開。平常時は地域防災力や災害ボランティア・NPO等の育成等に携わる。東日本大震災の教訓を踏まえ、市民セクター間や行政・社協・民間支援団体等による連携強化を目的としたJVOADの設立に尽力し代表理事を務める。内閣府「防災教育・周知啓発WG」災害ボランティアチーム座長をはじめ、国・県・市等の各種検討委員会委員を歴任、岐阜大学、至学館大学、愛知淑徳大学等の非常勤講師も務める。

明城 徹也/みょうじょうてつや

認定NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)事務局長

福井県出身。米国の大学を卒業後、建設会社に勤務。その後、NGO業界にて勤務。東日本大震災では発災直後より現地入りし、被災者支援、復興支援に従事する。その経験から全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の立ち上げに関わり、事務局長に就任。災害対応を行いつつ、支援者のネットワーク構築事業も行っている。