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セッション

「D&I防災をリードする女性社長と
 企業経営」

主催団体:全国女性社長の共創防災会議

10/23(日)

10:30

場所:JICA関西 2Fブリーフィング室

全国の女性社長たちの地域での取り組み、防災関連の新規事業、地域を超えた防災連携の発表を踏まえ、ジェンダー平等に基づくD&I防災の提言を行います。パネリストは協力団体の企業社長で会議を推進する女性社長6名と小山真紀先生、モデレーターはSDI研究所理事の田原真人。対象は企業経営者、学術関係者、行政のほか取り組みに関心を持たれる方とし、共創防災のネットワークに参画希望する仲間を広く求めます。

メッセージ

防災とは何か?を改めて女性社長自らが再定義し、全国異業種の仲間と共に話し合うことでジェンダー平等に基づくD&I防災の重要性に気づきました。現在、防災経済リーダーたちの全国ネットワークを構築中。仲間を募集しています。防災を切り口に、新しい経済の繁栄をともに考えましょう!

防災への取組紹介

2018年4月より「女性企業の取引と経済力の拡大(SD&I)」を目的とする日本全国の異業種女性企業家による共創プラットフォームを構築。コロナ禍に陥った2021年より毎週月曜オンラインで会議を展開する中で「防災」が一つのテーマとして浮かび上がった。主たる議論1企業内のBCP、2災害時の地域連携、3非常時を前提にしたビジネス構築、4ジェンダー平等防災の啓蒙が見えてくることで女性社長が果たす役割と意義その影響力が大きいことを認識。防災の専門家小山真紀先生をメンバーに招き「食と防災」研修を設計し開催。さらに今年は災害を非日常と捉え直して自社の事業変革を模索し、防災ネットワークの構築と人材育成及び研修を連携して実施することで相互に支援する取り組みを開始している。

団体プロフィール

主催団体名

部署
担当者
住所
TEL
メール
ホームページ

全国女性社長の共創防災会議

ヒューネクスト株式会社CEO
鈴木 世津
〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南 1-19-27 5階 
050-5437-7808
setsu@hunext.org
https://www.hunext.org/

登壇者紹介

鈴木世津/すずきせつ

ヒューネクスト株式会社 CEO

企業向けオンライン研修提供を主に、男女格差が深刻な日本において2018年よりサプライヤー・ダイバーシティをリード。大企業、行政と女性企業家との接点となる。ステイクホルダーを巻き込んだ毎週1時間のオンライン対話会で「防災」が一大テーマとなる。日本各地の女性社長の複眼的視点と意思決定力がジェンダー平等の防災を牽引すると確信。専門家を招いて女性社長によるBCP、地域連携、防災ビジネスを仲間ともに推進中。

田原真人/たはらまさと

一般社団法人SD&I研究所 理事

東日本大震災をきっかけにマレーシアに移住。アフターコロナを見据え11年ぶりに帰国。2022年5月に一般社団法人SD&I研究所を共同設立。ジェンダー平等に基づくサプライチェーンの再構築により、多くのマイノリティーが主体者として参画できる環境を整えるための研究、分析、意見表明を行う。参加型社会学会会長。国際ファシリテーション協会日本支部理事。『Zoomオンライン革命!』『出現する参加型社会』『Miro革命』など著者12冊。

奥川季花/おくがわときか

株式会社ソマノベース 代表取締役

高校時代に地元での紀伊半島大水害による被災がきっかけで、災害リスクの低い山づくりをしたいと思うようになり、現在は災害リスクの低い山づくりを目指し設立した(株)ソマノベースの代表取締役をつとめる。大学時代からソーシャルビジネスに関わる活動をしていたこともあり、社会課題を解決していくビジネスに関心がある。林業を通して防災をしていくことはもちろん、大好きな地元和歌山県に関わる人を増やすことを目指す。

長谷部愛/はせべあい

株式会社日本木材 取締役

大阪府堺市出身。木材の適切な循環と、海外とのつながりを今後引き継ぐべきものと考え、異業種から家業である木材商社に2019年に参画。既存事業を通じて木に触れることで「自然のものを扱う心地よさ」「自然の貴重さ、尊さ」を改めて感じるようになり、自然を守り育てて次の世代につないでいくことに興味関心が高まっている。第2創業として、防災の観点も含めて1次産業を守る観点で何か出来ることを仲間とともに模索。

今井麻衣子/いまい まいこ

今井運送株式会社 代表取締役

広島県広島市出身。西日本エリアを中心に日本全国の物流網を展開する運送会社を経営している。災害の多い広島県にいることから毎年のように災害が発生している。そういった中で、自社の従業員の安全ならびに日本の有事の際に、運送事業者として何かできるかを模索。まずは自社内の整備をかわきりに様々な問題に取り組んでいきたい。

西口香織/にしぐちかおり

明友産業株式会社代表取締役常務

岐阜県岐阜市出身。総合電機メーカー勤務を経て、2006年に大阪の明友産業株式会社に勤務。2018年に代表取締役常務に就任。化学プラントにて化学物質を取り扱うため、通常時、特に災害時には様々な危険が想定される。そのため様々な危機に対するリスクマネジメントは経営の最重要課題と考えている。防災対策で安全性向上、BCP強化を目指していきたい。

境 順子/さかいじゅんこ

株式会社マスコール 代表取締役

大阪市出身。2007年に男性ばかりの高圧ガス製造販売会社を事業承継し代表取締役社長に就任。2022年ガスで食の鮮度保持実験ができる共創コミュニティスペース「マスコラボ」を開設したばかり。東日本大震災をきっかけにBCPに取組始め、何がリスクなのか、取り巻く関係性によって変わってくる事を実感。何ともし難い問題やリスクも、多様な人へ環境を開くことで、新しいガス屋としての可能性を探究していきたい。

光畑由佳/みつはたゆか

モーハウス代表/お茶の水女子大学大学院後期課程

岡山県倉敷市出身.美術企画・編集者を経て、自身の経験から、フェムテックにより女性の授乳環境を整えることで女性のエンパワメントを行うモーハウスを起業。社会実装の経験から、公共の場での授乳や子連れ出勤を研究テーマに、現在、お茶の水女子大学大学院後期課程等で研究を行っている。中越地震以来、災害時の母親の支援として授乳服を贈るほか、授乳服の備蓄など、育児を防災活動として捉える活動を行政と協働して行っている

小山真紀/こやままき

岐阜大学流域圏科学研究センター 准教授

岡山県倉敷市出身.博士(工学).NTTでの勤務を経て1999年より(財)地震予知総合研究振興会東濃地震科学研究所入所.2010年より京都大学安寧の都市ユニット特定准教授.2015年より現職.専門は地域防災学.災害が起きたときに人がどのような困難に陥るか,それを軽減するためにはどうしたらよいかについて,関係者と協働しながら実践研究を進めている.https://researchmap.jp/makik