プログラム

S-21

専門向け

自治体向け

セッション

阪神・淡路大震災時の対応と復興について ~伝承。行政・消防・災害医療の視点から~

主催団体:兵庫県災害医療センター

10/23(日)

12:30

場所:JICA関西 2Fブリーフィング室

・阪神・淡路大震災の際の対応や復興、次世代に伝えたいことをテーマに、行政・消防・災害医療の第1線を走り続けたリーダーが鼎談します。 ・パネリストは、 井戸 敏三(ひょうご震災記念21世紀研究機構特別顧問・前兵庫県知事)鍵本 敦(神戸市消防局長・兵庫県下消防長会会長)中山 伸一(兵庫県災害医療センター顧問)

メッセージ

阪神淡路大震災において、兵庫県・神戸市は壊滅的なダメージを受け、特に行政・消防・医療関係者に大きな課題を与えました。震災時の教訓をもとに災害に強い体制の整備に尽力し、最前線で走り続けた各分野のリーダーが、震災の教訓から得た知見、災害に負けない体制創りや次世代へのメッセージを鼎談形式で語り合います。

防災への取組紹介

 兵庫県災害医療センターは、阪神・淡路大震災の教訓をもとに自治体が設立する初の災害医療センターとして平成15年に設立されました。当センターは県内唯一の「高度救命救急センター」、「基幹災害拠点病院」として県民の救急や災害発生時の命を救うリーダー的な役割を担っております。  その中で、兵庫県災害救急医療システム運営協議会の事務局として県下の災害救急医療に対応する「システムづくり」を行っています。院内に併設されている情報指令センターでは24時間体制で兵庫県広域災害・救急医療情報システムの管理・運営を行い、実災害での医療・消防の円滑な連携に努めます。また、日本DMAT隊員養成研修をはじめJICA研修や災害医療コーディネーター研修などの主催者として災害に対応できる「人材育成」に力を入れております。

団体プロフィール

主催団体名

担当者
TEL
メール
ホームページ

兵庫県災害医療センター

菊池 悠        小野 結衣
078-241-3131
"y-kikuchi@hemc.jp   y-ono@hemc.jp"
https://www.hemc.jp/

登壇者紹介

鍵本 敦 / かぎもと あつし

神戸市消防局長

昭和60年神戸市消防局に入庁。 阪神淡路大震災当時、長田消防署にて中隊長として現場の指揮にあたる。 震災の経験を日本の防災活動に生かすべく、現在に至るまで広報活動も担ってきた。 令和3年に消防局長就任。

井戸 敏三 / いど としぞう

前兵庫県知事

東京大学法学部卒業後、自治省入省。鳥取、佐賀、宮城、静岡、各県勤務 自治省大臣官房審議官、兵庫県副知事、その後兵庫県知事(第48代-52代)として兵庫県政史上最多の5期20年にわたり県政を牽引。 また初代関西広域連合連合長(10年間)などを務めた。 現在、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構特別顧問。

中山 伸一 / なかやま しんいち

兵庫県災害医療センター顧問

1980年神戸大学医学部卒業、神戸大学附属病院救急部在籍中に阪神・淡路大震災を経験。 2003年兵庫県災害医療センター開設時に副センター長として就任。2012年~21年同センター長。災害医学と救急医学を活動の原点とし、東日本大震災をはじめ国内外の災害に精力的に出動。日本DMAT研修の責任者として、後進の実践的教育にも力を入れている。

鵜飼 卓 / うかい たかし

兵庫県災害医療センター前顧問

1963年大阪大学医学部卒業、関西労災病院重症治療部副部長兼外科副部長、大阪府立千里救命救急センター副所長、大阪市立総合医療センター救命救急センター所長、兵庫県立西宮病院院長を経て、2003年~2021年に兵庫県災害医療センター顧問。国内外で医療支援活動を展開。日本DMAT隊員、HuMA(認定NPO法人 災害人道医療支援会)顧問。

髙井 美紀  / たかい みき

株式会社毎日放送 総合編成局アナウンスセンター エキスパート

1990年毎日放送入社。阪神淡路大震災発生時、神戸市東灘区で被災し自宅が全壊する被害を受けた。直後の報道特別番組はじめ、災害報道においては自身の体験を踏まえ常に被災者に寄り添う放送を心掛ける。 現在の担当番組:『ザ・リーダー』『皇室アルバム』『住人十色』ほか