S-24
企業向け
自治体向け
セッション
災害対策の体系化と災害対策トレーニングプログラムの構築
主催団体:東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター(DMTC)
10/22(土)
16:30
場所:JICA関西 3Fセミナー室31・32
行政、民間企業・団体、地域住民まで相互に補完・連携した災害対策を実現するために、そもそも災害対策はどのように体系化できるのか、それをどのようにトレーニングすると有効なのかをご紹介します。具体的には、災害対策に関する8つの研究・教育分野、47種類の災害対策業務、災害対策業務を支援するBOSSシステムによるDX化を紹介します。そしてこれらを踏まえた、災害対策トレーニングプログラムについて説明します。
メッセージ
DMTCは、災害対策の「研究」と「人材養成」の両輪で災害対策の変革を目指します。災害大国日本、全国民の災害対策能力を高めるために、いよいよ「基礎プログラム」開講です。所属組織や立場に関わらず皆が共通して身につけておくべき基本的な知識や考え方と技能を習得し、我が国の災害対策を推進していきましょう。
防災への取組紹介
巨大地震災害や複合災害の危険性と、少子高齢人口減少や財政的な制約の問題を抱える我が国においては、これらの災害への対応は「貧乏になる中での総力戦」と言えます。このような状況を踏まえた災害対策の研究と人材養成の新しい取り組みとして、東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター(DMTC)を設立しました。DMTCは、自助・共助・公助の枠組みや組織の枠を超えて相互に補完・連携した災害対策を実現するために、横断的かつ体系的に災害対策を学び、様々なセクターで活躍できる人材を養成します。「研究」と「教育」を両輪として、災害対策に関する知の集積と研究を促進することで、行政、企業・団体、地域住民など、多様なステークホルダーによる災害対策の発展に貢献します。