プログラム

S-29

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セッション

KOBE発 防災教育と実践へのチャレンジ
―若者の想い“過去・現在・未来”を知り・次の世代へ発信―

主催団体:神戸学院大学
     兵庫県立大学

10/22(土)

16:30

場所:IHDセンタービル 3F会議室1

兵庫・神戸で防災を学んだ若者が、今はどのように暮らし、防災に関わっているのか。また、これからの社会を担う若者が”これから学びたいこと”など、地域防災活動の事例紹介を交え、卒業生と現役学生や生徒によるパネルディスカッションを行い、ひょうごの防災教育の歩みと防災教育の意義について議論する。そして、市民ひとりひとりが「防災」を学ぶ大切さや、これからの「防災」について一緒に考えます。

メッセージ

ひょうごの防災教育の歩みや実践事例を紹介し、現役生、卒業生を交えて防災教育の意義について参加者で議論します。「防災」は特別なものではなく、私たちの日常の中に存在します。「防災の学び」をきっかけに自分を見つけた若者等のトークをもとに、市民ひとりひとりが「防災」について学ぶ大切さを一緒に考えましょう!

防災への取組紹介

兵庫県立大学では、防災リーダー教育プログラム(副専攻)を中心に現場のカウンターパートと連携した実践的な防災教育を実施している。特に、学部横断型の防災教育である防災リーダー教育プログラムは全国的に見ても特徴的であり、地域団体と連携した実践的な取り組みを通して、現場における実践力、コミュニケーション能力を育てるプログラムを実施している。
神戸学院大学では、1.17の経験を活かし学部横断型教育プログラム「防災社会貢献ユニット(現代GP)」を2006年に設置。様々な団体と連携し地域に根ざした防災教育を推進してきた。2014年に更なる教育研究の充実を図り「現代社会学部社会防災学科」を開設。あらゆる視点から防災を考え、国際的視野と豊かな教養を持ち社会貢献を担う社会人の育成を目的に実践型教育を行っている。

団体プロフィール

主催団体名

部署
担当者
住所
TEL
メール
ホームページ

神戸学院大学、兵庫県立大学

防災教育研究センター
浦川 豪
〒651-2197 兵庫県神戸市西区学園西町8丁目2−1
078-271-3293
g_urakawa@drg.u-hyogo.ac.jp
https://www.u-hyogo.ac.jp/campuslife/program/bousai/
https://www.kobegakuin.ac.jp/

登壇者紹介

森永 速男/もりなが はやお

兵庫県立大学院減災復興政策研究科減災復興政策専攻 特任教授

2011年兵庫県立大学防災教育センター設立の中心的な役割を担い、その後、防災教育研究センター、減災復興政策研究科の教員を務めた。被災地への学生ボランティア派遣、学生の防災教育に尽力した。主な著書に『災害多発時代の今だからこそ 地球の恵みに感謝!!素晴らしい地球のシステム-』(フクロウ出版)、『映画に学ぶ危機管理』(晃洋書房)など

前林 清和/まえばやし きよかず

神戸学院大学 現代社会学部 社会防災学科 教授・学部長、博士(文学)

筑波大学文部技官を経て1991年神戸学院大学に着任。
社会防災論、社会貢献論、心身論を研究テーマとし、教育・研究のかたわら、JICA国際緊急援助隊医療チーム隊員やカンボジア教育支援活動などを行う。主な著書に『社会防災の基礎を学ぶ』(昭和堂)、『日本災害思想史』(神戸学院大学出版会)など

三浦 広志/みうら ひろし

特定非営利活動法人野馬土 代表理事

2011年東日本大震災発生後、福島県民に対して、原発事故の影響による食品の安全性に対する不安や健康に対する
不安を最小限にとどめるための様々な事業を展開し、相馬地方をはじめとする福島県の地域及び農業復興に貢献している。兵庫県立大学学生ボランティア団体(LAN)と連携した地域活性化のための活動を実施してきた。

難波 滋/なんば しげる

兵庫県立尼崎小田高等学校 教諭

兵庫県立尼崎小田高等学校の防災担当教員として、学校防災体制の構築、訓練等積極的に活動している。また、看護医療・健康類型の教員、兵庫県立大学の学部生、大学院生と連携し、地域防災力向上に貢献する「あまおだ減災フェス」開催の中心的な存在として活動している。兵庫県震災・学校支援チーム(EARTH)のメンバーとしても活動している。

桝田和宏/ますだ かずひろ

防災音楽ユニット:Bloom Works

神戸発防災音楽ユニットBloom Worksのヴォイスパーカッションを担当し、防災をテーマとした多くの楽曲を発信している。1995年阪神淡路大震災で自ら被災したことで、多くの学校現場で語り部として講演も行う。2017年から兵庫県立大学大学院・減災復興政策研究科に通い、2019年に同研究科一期生として修士課程を修了、現在は客員研究員として活動している。