プログラム

S-4

一般向け

セッション

阪神淡路大震災の経験を活かす消防防災対策

主催団体:公益財団法人 日本消防協会

10/22(土)

16:30

場所:人と防災未来センター 東館1Fこころのシアター

関東大震災以来の大都市直撃地震災害である阪神・淡路大震災において、都市生活様式の変化を背景とした防火防災上の諸課題が顕在化し、この震災は、その後の緊急消防援助隊の創設や地域の防災体制強化への契機となりました。そして、今、日本海溝型地震や南海トラフ地震、首都直下地震等の大規模地震の発生に備えた、日頃からの取組や非常時の対応が大きな課題となっています。この大会が、阪神・淡路大震災の経験、教訓を伝え学び、一人ひとりの平時からの防災活動推進の一層の充実に資することをめざします。

メッセージ

都市直下型地震等の大規模災害への総合的な防災・減災対策の重要性。そのための関係者の大変な努力の実態。さらに一層の改善に向けての今後の総合的な取組みの必要性、具体的な課題等について、幅広い皆さんのご理解をいただき、今後の関係の皆さんのご努力を応援していただければ幸いです。

防災への取組紹介

当協会は、明治36年に大日本消防協会として発足し、以来、消防団員、消防職員及び地域において自主的に消防防災活動を行う者の福利厚生、消防施設設備等の改善充実、消防防災知識技術の向上、消防防災思想の普及徹底等により、消防防災活動の強化、地域防災力の向上等を図っています
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公益財団法人 日本消防協会

総務部
03-6263-9401
soumu@nissho.or.jp
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登壇者紹介

室﨑 益輝/むろさき よしてる

兵庫県立大学名誉教授

兵庫県立大学名誉教授。神戸大学都市安全研究センター教授、消防研究所理事長、関西学院大学災害復興制度研究所長、兵庫県立大学防災教育研究センター長等を歴任。日本火災学会賞、日本建築学会賞、都市住宅学会賞、防災功労者内閣総理大臣表彰、兵庫県社会賞等を受賞。学会・委員会活動としては、日本火災学会会長、日本災害復興学会会長、地区防災計画学会会長、内閣府地区防災計画アドバイザリーボード座長等、NPO・ボランティア活動としては、ひょうごボランタリープラザ所長等を歴任。

田辺 康彦/たなべ やすひこ

総務省消防庁国民保護・防災部長

平成4年自治省に入省。消防庁防災課災害対策官、青森県総務部長、自治体国際化協会シドニー事務所長、消防庁防災課長等を経て令和4年6月から現職。

遠藤 英二/えんどう えいじ

兵庫県防災監兼危機管理部長、関西広域連合広域防災局長

兵庫県防災監兼危機管理部長、関西広域連合広域防災局長。平成元年兵庫県に入庁。入庁後、温暖化対策課長、政策調整課長、環境創造局長、西播磨県民局長、環境部長を歴任。令和4年4月より現職。現在に至るまで、主に、環境行政と県の重要施策の調整に従事。

鍵本 敦/かぎもと あつし

神戸市消防局長

昭和60年神戸市消防局に入庁。阪神淡路大震災当時、長田消防署にて中隊長として現場の指揮にあたる。震災の経験を日本の防災活動に生かすべく、現在に至るまで広報活動も担ってきた。令和3年に消防局長就任。

秋本 敏文/あきもと としふみ

公益財団法人日本消防協会会長

防災推進国民会議副議長。 昭和38年自治省に入省。入省後、自治省、国土庁のほか、広島県、鳥取県、北海道、岐阜県に勤務し、阪神淡路大震災直後、消防庁長官に就任。平成15年日本消防協会理事長。その後、会長に就任。現在に至るまで、消防防災のさまざまな面に関わる。