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セッション

生態系管理による防災・減災の取組

兵庫県気候変動適応センター(兵庫県・(公財)ひょうご環境創造協会)

10/22(土)

14:30

場所:人と防災未来センター 西館1Fガイダンスルーム1

生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)のアプローチとして、兵庫の豊かな生態系が有する防災・減災の機能を発揮させることで自然災害リスクを軽減させ、持続可能な地域社会づくりにつながることを認識し、様々な主体の連携による防災力の向上への取組について考える機会とします。県内でEco-DRRに取組むパネリスト4名からの実例紹介により、自然を基盤とした解決策を意識した兵庫県独自の防災・減災の展開も目指します。

メッセージ

近年の豪雨や熱波等の極端な気候や自然災害は、地球温暖化にともない今後さらに悪化が予想されています。兵庫の豊かな生態系がもつ防災・減災の機能を活かす「Eco-DRR」の視点から、自然災害リスクを減らし、持続可能な地域社会づくりをめざした兵庫県独自の防災・減災の取組について、ともに考えましょう。

防災への取組紹介

令和3年4月に兵庫県と(公財)ひょうご環境創造協会が協調して「兵庫県気候変動適 応センター」を設置しました。近年の豪雨や熱波等の極端な気候や自然災害は、地球 温暖化にともない今後さらに悪化が予想されていることから、当センターでは「適応 策」の観点から防災への取組に関する啓発を行っています。具体的には、気象災害か ら暮らしを守るための『適応』について、パンフレットやホームページで紹介すると ともに、講演会の開催、地域気候変動適応センター間の会議や環境省のゲリラ豪雨対 策分科会への出席等により情報収集・提供を行っています。

団体プロフィール

主催団体名

 

部署
TEL
ホームページ

兵庫県気候変動適応センター(兵庫県・(公財)ひょうご環境創造

(公財)ひょうご環境創造協会 環境創造部 温暖化対策第1課
078-735-2738
http://www.eco-hyogo.jp/index.php/global-warming/tekiou1/

会場参加をご希望の場合は、こちらをご覧ください。
http://www.eco-hyogo.jp/index.php/events/r4-kiko-hendo/

登壇者紹介

三橋弘宗/みつはしひろむね

兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員

1998年兵庫県立人と自然の博物館に採用、現在は自然・環境科学研究所主任研究員。兵庫県立大学自然・環境科学研究所講師、森林動物研究センター客員研究員を兼務。現在は、生物多様性に配慮した河川環境の整備や自然再生、外来生物対策に関する研究に携わる。兵庫県環境影響評価審議会委員、環境省次期生物多様性国家戦略研究会委員、国土交通省近畿地方整備局多自然川づくり近畿ブロック委員長等を務める。

上西琴子/うえにしことこ

兵庫県環境部 次長

1992年兵庫県庁入庁(環境科学職)。2017年農政環境部環境管理局環境影響評価室長、2019年農政環境部環境管理局水大気課長、2021年 農政環境部環境管理局温暖化対策課長を経て、2022年 環境部次長に就任、現在に至る。

山瀬敬太郎/やませけいたろう

兵庫県立農林水産技術総合センター 森林林業技術センター 森林活用部 主席研究員兼部長

1989年兵庫県職員に採用され、山崎町(現.宍粟市)にある現在の職場に配属。2019年より、森林林業技術センター森林活用部主席研究員兼部長。現在は、地域生態系に配慮した里山管理手法や緑化手法、災害に強い森づくりの研究に携わる。主な著書に、森の根の生態学(共立出版、2020、第5章 樹木根の発揮する減災機能 を分担執筆)。

藤木大介/ふじきだいすけ

兵庫県森林動物研究センター 主任研究員

2004年 京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了、博士(農学)。兵庫県立人と自然の博物館非常勤研究員などを経て、2007年より兵庫県森林動物研究センター研究部勤務(兵庫県立大学自然・環境科学研究所の教員を併任)、現在に至る。

佐川志朗/さがわしろう

兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科 教授

2012年 兵庫県立大学自然・環境科学研究所田園生態保全管理研究部門准教授・兵庫県立コウノトリの郷公園田園生態研究部主任研究員、2014年 兵庫県立大学院地域資源マネジメント研究科准教授、2017年 兵庫県立大学院地域資源マネジメント研究科教授・兵庫県立コウノトリの郷公園エコ研究部研究部長、2019年 兵庫県立大学院地域資源マネジメント研究科長・兵庫県立コウノトリの郷公園統括研究部長