プログラム

S-9

一般向け

セッション

「災害報道サミット」~避難を伝える
 “最前線”の戸惑いと挑戦~

主催団体:関西なまずの会(関西の報道機関有志による災害勉強会)

10/22(土)

16:30

場所:人と防災未来センター 西館1Fガイダンスルーム1

災害の種類や、発表される地域、季節や社会状況によって内容が変化する「避難」という言葉。そうした状況に直面するたび、メディアで呼びかけるアナウンサーらは少なからず戸惑いを感じているはずです。そんな「伝え手の悩み」を研究者らと広く共有し、次なる災害で活かせる効果的な呼びかけ方を考えます。セッションには一般の視聴者にも参加していただき、これからの「リスクコミュニケーションのあり方」を一緒に考えます。

メッセージ

高齢化・核家族化、国際化した我が国では「逃げて」と言われても、素早く逃げられない人が増えています。川のそばでも、ビルの上と下では、避難の意識に差があります。アナウンサーやキャスターがどんな呼びかけをすれば、避難や支援に移れるか・・・ひとりでも多くの命を救うために、一緒に考えてみませんか? 

防災への取組紹介

災害の被害を小さくするために、情報の伝達役を担うマスメディアの役割は重要です。災害のメカニズムや情報の意味を正しく理解し、効果的に読者・視聴者に伝えるためには、記者やディレクター、アナウンサーなどが災害に関するリテラシーを身につける必要があると考え、2008年の発足以来、会社の垣根を越えて、災害のメカニズムや災害情報の伝達の仕方を共有しています。メンバーには新聞社・放送局・その他メディア企業の社員のほか、防災に関心のある自治体職員や、京都大学防災研究所、関西大学大学院社会安全研究科、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科などに在籍する関西の防災研究者も在籍し、セクター間の相互理解と、年々変化する災害情報の伝え方に各参加者がキャッチアップできるよう務めています。

団体プロフィール

主催団体名

関西なまずの会(関西の報道機関有志による災害勉強会)

登壇者紹介

福本晋悟

毎日放送

横尾泰輔

NHK

生田 明子

信越放送

山田 理

岩手朝日テレビ

矢島 学

日本テレビ

磯打千雅子

香川大学創造工学部