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セッション

過去の災害から得られた教訓
~現在、そして将来への課題~

主催団体:公益社団法人 日本医師会

10/22(土)

12:30

場所:オンライン

本セッションでは、過去の災害時から得られた教訓を改めて考える。 我が国の災害医療体制は、阪神・淡路大震災をはじめとした、過去の災害で得られた課題を乗り越えるため、新たな仕組み作りを行い強化されてきた。 今改めて、過去の被災経験や災害対応で得られた知見を基に、現在の災害医療体制における課題や、今後の備えとして何ができるのかを考えていく。

メッセージ

日本医師会では様々な医療関係団体、学会、行政、企業などと連携して、訓練や災害対応について体制強化の取り組みを続けてきました。今、改めて阪神・淡路大震災をはじめとした過去の災害を振り返りながら、ぼうさいこくたい2022では、更なる防災力の向上や国民の皆さんの安心に繋がる方策を考えていきたいと思います。

防災への取組紹介

会員約17万3千人を有する民間の学術専門団体。開業医約8万3千人、勤務医約9万人(令和3年12月)で構成。 ・救急の日ポスター、CAB+Dカードの作成・配布 ・救急・災害に関する生涯教育の推進 ・JMAT(日本医師会災害医療チーム)、被災者健康支援連絡協議会の創設、医薬品の搬送や医療機関の再建支援等 ・2014年、災害対策基本法上の「指定公共機関」の指定 ・2015年、被災者健康支援連絡協議会の代表として「中央防災会議」委員に就任 ・緊急時総合調整システムIncident Command System(ICS)基本ガイドブック、原子力災害における安定ヨウ素剤ガイドライン等の制作 ・都道府県災害医療コーディネーター研修の共催 ・「新型コロナウイルス感染症時代の避難所マニュアル」第二版の作成

主催団体名

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公益社団法人 日本医師会

地域医療課
青木 塚本
〒113-8621 東京都文京区本駒込2-28-16
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https://www.med.or.jp/

登壇者紹介

藤田 宏史/ふじた ひろし

一般社団法人 兵庫県医師会 常任理事

帝京大学医学部卒。兵庫医科大学精神科神経科、医療法人山西会宝塚三田病院の勤務を経て、平成13年7月から医療法人山西会三田西病院院長。兵庫県医師会常任理事、日本精神科病院協会日本精神科医学会職種認定制度構成員、兵庫県精神科救急医療体制連絡調整委員会委員、医療観察法精神保健審判員等を現任。

山口 芳裕/やまぐち よしひろ

杏林大学医学部主任教授・高度救命救急センター長

香川医科大学卒。信州大学、米ハーバード大マサチューセッツ総合病院研究員などを経て、2006年より杏林大学医学部教授。数多くの国内外の自然災害、特殊(CBRNE)災害、国際行事の医療対応・危機管理に従事。東京都新型コロナウイルス感染症医療体制戦略ボード構成員。日本医師会救急災害医療対策委員会委員長。

柳川 忠廣/やながわ ただひろ

公益社団法人 日本歯科医師会 副会長

東北歯科大学(現奥羽大学歯学部)卒。柳川歯科医院院長。浜松市歯科医師会、静岡県歯科医師会の会長を務める。2009年から日本歯科医師会常務理事(災害対策担当)、2016年より現職。東日本大震災では日本歯科医師会の災害対策を担当。検案関係では内閣府死因究明等推進会議の専門委員などを務める。

村上 美也子/むらかみ みやこ

公益社団法人 富山県医師会 副会長

富山医科薬科大学卒。同大学附属病院、国立療養所富山病院等の小児科での勤務を経て、むらかみ小児科開設(現むらかみ小児科アレルギークリニック)。2010年より富山県医師会理事、2013年より現職。2014年より日本医師会救急災害医療対策委員会委員。富山県医師会JMATとして熊本地震にて活動。

石井 美恵子/いしい みえこ

国際医療福祉大学大学院 保健医療学専攻 災害医療分野 教授 日本災害医学会 理事

医学博士(富山大学大学院医学薬学教育部 危機管理医学・医療安全学)。北里大学病院救命救急センター等に勤務し2018年より現職。米国で危機管理システムや災害医療を学び、災害教育や災害時の医療支援活動に従事。主な研究は業務継続計画の策定と評価、危機管理とリーダーシップ、災害医療に関する教育プログラム開発とその評価、避難所対策と災害(震災)関連死予防。

松本 吉郎/まつもと きちろう

公益社団法人 日本医師会 会長

浜松医科大学卒。松本皮膚科形成外科医院理事長・院長。2010年埼玉県医師会理事、2011年同常任理事、2014年大宮医師会会長などを経て、2016年より日本医師会常任理事、2022年同会長に就任。厚生労働省「中央社会保険医療協議会」委員等を歴任。中央防災会議議員。

茂松 茂人/しげまつ しげと

公益社団法人 日本医師会 副会長

大阪医科大学卒。茂松整形外科院長。1998年茨木市医師会理事、2001年大阪府医師会理事、2010年同副会長、2016年より2022年8月まで同会長。2016年より2018年まで日本医師会理事、2022年より同副会長(救急災害医療担当)に就任。JMAT大阪府医師会として、熊本地震等で活動。

細川 秀一/ほそかわ ひでかず

公益社団法人 日本医師会 常任理事

名古屋保健衛生大学卒。医療法人細川外科クリニック名誉院長。平成24年から現在まで愛知県医師会理事。2022年より日本医師会常任理事(救急災害医療・検案担当)。2016年より日本医師会救急災害医療対策委員会。愛知県医師会JMATとして東日本大震災、熊本地震、東日本豪雨災害等で活動。