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So-10

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セッション

地球観測の最新動向と災害情報の可視化・ 高度化技術の紹介

主催団体:一般社団法人日本リモートセンシング学会

10/23(土)

12:30

地域防災力向上の重要性を踏まえ一定規模の地域に対して的確な災害情報を得るための方法や有効な活用事例についてご紹介します。日々刻々と変化していく地域情報までをリアルタイムに把握し地域防災を検討する際の材料として扱うことは困難です。そこで衛星データから罹災域とその現況を把握するところから一歩話を進め、衛星データから作成される地表面の情報を避難に応用してゆく最新技術や実務事例を紹介します。

メッセージ

地域防災力向上の重要性が再認識される中、行政による計画のほか各種施設職員といった一般の方々にも災害対応マニュアルの策定が求められています。地域を対象とした準備において、専門家によるアドバイスが得られにくい状況での作業は多くの不安を伴うものであると推察されます。本セッションがその一助となれば幸いです。

防災への取組紹介

本団体は、主に国土マネジメント・国土防災に着眼して、リモートセンシングの利活用方法について高分解能衛星などの最新技術の動向を視野に入れた幅広い研究会活動を展開しています。近年の活動内容としては、国土情報基盤の整備を前提とした衛星データの積極的な活用方法の検討、建設・防災分野の技術者に対する関連情報の発信とニーズの吸い上げを実施することで、学会内における研究成果の蓄積にとどまらず、広く学会として社会に提言できるものを目指した取り組みを進めています。

団体プロフィール

主催団体名

部署
ホームページ

一般社団法人日本リモートセンシング学会

防災学術連携小委員会
kokudo.civil.ibaraki.ac.jp/purpose.html

登壇者紹介

横木 裕宗/よこき ひろむね

茨城大学大学院理工学研究科 教授

1965年兵庫県生まれ。1991年東京大学大学院工学系研究科土木工学専攻修士課程修了、東京大学助手を経て、1996年茨城大学工学部都市システム工学科講師、2011年現職。
専門は、海岸工学・沿岸域における気候変動の影響と対策など。

呉 修一/くれ しゅういち

富山県立大学工学部 准教授

1979年東京生まれ。2008年中央大学大学院理工学研究科土木工学専攻博士後期課程修了、カリフォルニア大学デービス校博士研究員、東北大学災害科学国際研究所助教を経て、2016年現職。
専門は洪水シミュレーションであり,気候変動への適応や流域治水、洪水氾濫計算結果の可視化などに取り組んでいる。

伊東 明彦/いとう あきひこ

日本リモートセンシング学会 理事・事務局長

日本リモートセンシング学会 国土防災リモートセンシング研究会所属、日本ドローンコンソーシアム防災系部会幹事。防災学術連携体 防災連携委員を担当。長年、防災分野への衛星データ、ドローン利用に関する研究・業務に従事。

石内 鉄平/いしうち てっぺい

宮城大学事業構想学群 准教授

2008年茨城大学大学院理工学研究科博士後期課程修了 博士(工学)。
日本リモートセンシング学会 国土防災リモートセンシング研究会所属、土木学会東北支部幹事。
地域の防災力向上を目指して住民参加による防災マップづくりやまちあるき、避難訓練といった事前準備に関する活動、研究に従事。