プログラム

W-28

一般向け

学生向け

ワークショップ

オリジナルカード教材で考えよう!災害時の「ひなん」と「食の備え」  ~避難行動訓練EVAG、BOSAIカードX(クロス)を使って~

主催団体:神戸学院大学
     国土防災技術株式会社

10/23(日)

13:30

場所:IHDセンタービル 2F 交流ギャラリー南

●神戸学院大学
神戸学院大学では、現代社会学部 社会防災学科において、教員や学生が多くの防災教育教材を開発してきました。今回は、総合大学の強みを活かし文理融合で作成した防災教材「BOSAIカードX(クロス)」を用いて、家庭・地域・学校など様々な場面で活用いただける“災害時の食を考える”教材の活用法レクチャー&体験会を開催します。
●国土防災技術株式会社
地域にいる様々な人物になりきって、豪雨災害時に避難行動を疑似体験するEVAGミニワークショップを行います。避難時のお困りごとからご近所さんの助け合いなど、共助の気づきを参加のみなさまと楽しく共有します。現行の「避難情報に関するガイドライン」に沿った避難のあり方に対応した、改訂版EVAGで考えていただきます。

メッセージ

自助と共助を楽しみながら学びませんか。2つのカードゲームで災害時の避難と食を考えてみましょう。 1つ目は、EVAGです。自分と違う人になりきって、災害時の避難をいろいろな人の立場で考えましょう。 2つ目のBOSAIカードXは、食料備蓄(ローリングストック法)と栄養バランスのいい食事について考えます。

防災への取組紹介

●神戸学院大学
10学部8研究科・学生数1.1万人を擁する文理融合型の総合大学です。
防災分野においては、阪神・淡路大震災の経験を活かし「防災社会貢献ユニット(現代GP採択事業)」を2006年に設置。学際教育における学部横断型教育プログラムを行政、企業、NPOや地域団体と連携しながら、地域に根ざした「これからの防災教育」推進してきました。
震災から20年を機に「現代社会学部 社会防災学科」を2014年に開設し、更なる教育研究の充実を図り、あらゆる視点から「防災」を考え、国際的視野と豊かな教養を持ち社会貢献を担う社会人の育成を目的に、全国各地の被災地緊急支援として、同学科を中心に教職員・学生のボランティア派遣を行う他、教育支援を目的とした教材開発(オンライン教材含む)フィールドワークや啓発活動を行っています。
●国土防災技術株式会社
国土防災技術は、土と水と緑の技術をベースに地球環境保全の総合コンサルタントとして、創立時から現在まで56年にわたり、災害地への現地調査やモニタリング、試験・解析・計画・防災関連の施設設計等に取り組んでいます。また、海外や国内地域への防災活動、防災教育等の支援活動も行っており、2015年にはカードゲームタイプの防災教育教材として「避難行動訓練EVAG」を製品化しています。地方公共団体や教育機関、民間企業、NPO、ボランティア等で防災に関する取り組みを行う際、ワークショップを行い、EVAGにより、災害を疑似体験することで、それぞれの防災活動をふりかえり、地区防災計画や個別避難計画などの防災活動を支援するなど、地域防災力の向上に役立つ活動を行っています。

団体プロフィール

主催団体名

部署
TEL
ホームページ

神戸学院大学

社会連携グループ
078−974ー4569(直通)
https://www.kobegakuin.ac.jp

主催団体名

部署
TEL
ホームページ

国土防災技術株式会社

営業本部
03-3432-3656
https://www.jce.co.jp/

登壇者紹介

伊藤 智/いとう さとし

神戸学院大学 栄養学部 栄養学科 助教

神戸学院大学大学院栄養学研究科 修了
専門学校や大学の管理栄養士養成施設を経て、2015年4月から現職。
食品衛生学や微生物学の講義・実験を担当、また管理栄養士の知識を活用して、災害時の栄養問題について、研究を進めています。
日本栄養改善学会 評議員、日本防菌防黴学会 評議員、微生物制御システム研究部会 運営委員を務めています。

舩木 伸江/ふなき のぶえ

神戸学院大学 現代社会学部 社会防災学科 教授

京都大学大学院 情報学研究科博士後期課程(単位取得退学)
2006年に神戸学院大学へ着任。学際教育機構 防災・社会貢献ユニット 専任講師、人文学部 准教授、現代社会学部准教授を経て2021年から現職。
研究テーマは、「防災教育」で、学校における防災教育の現状と課題、新たな防災教育ツールの開発、災害経験者の語り継ぎに関する研究に取り組んでいます。
兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会の学校防災アドバイザーも務めています。

中田 敬司/なかた けいじ

神戸学院大学 現代社会学部 社会防災学科 教授

日本医科大学大学院博士課程修了 医学博士
1983年 広島市消防局、消防航空救助隊及び国際消防救助隊として活動。東亜大学医療学部教授を経て、2014年4月から現職。
研究テーマは、「災害医療・消防防災システム」で、日本災害医学会 理事・評議員。JICA国際緊急援助隊医療チームとして海外の数多くの被災地に派遣され、また、国内では、東日本大震災・熊本地震・西日本豪雨・熊本豪雨災害他の医療支援業務を実施。日本DMAT創設に関与し、 特に災害医療におけるロジスティクスの検討・体制整備に務めています。