当NPOでは、巨大地震で被災する膨大なコンクリート構造物を新たな基準に 沿って迅速に大割で解体し、海の生態系を活性化する人工海底山脈の材料として 有効利用する事で、海の食料増産に貢献すると共に、早期復興を支援する。今大 会では、この新たな取組みをそれぞれの専門の立場で発表し討論します。
<パネリスト>
高橋 正征 東京大学名誉教授・日本水産資源保護協会会長
大迫 政浩 国立環境研究所資源循環領域 領域長
有川 太郎 中央大学教授
武田 真典 水産土木建設技術センター上席研究員
西川 智 名古屋大学減災連携研究センター教授
鈴木 達雄 シティコン海底山脈研究会代表
古本 聡 株式会社土屋 取締役・最高文化責任者
<討論司会>中林 一樹 東京都立大学名誉教授・首都防災ウィーク実行委員会委員長
災害廃棄物は、東日本大震災では、巨大津波も加わって、膨大な量が発生し、その後も各地で大量に発生しているが、災害廃棄物は、発災直後の被災者の生活維持にとって問題であるほか、早期の復旧復興を進めるうえでも重要な課題である。
そのため、東日本大震災発災後、地元の県、市町村は国と連携し、最大限の努力を尽くしたがその経験を活かしながら、より速やかな解決を図ることができるよう、関係の方々による討論を行う。