セッション

SS-1113:30〜15:00防災学術連携体・日本学術会議
複合災害への備えー withコロナ時代を生きる
  • 自治体向け
  • 一般向け

メッセージ

感染症や豪雨災害、震災などの複合災害に備えて防災力を高めるためには、まずそれぞれの災害を正しく知ることが必要です。本セッションでは、医療、気象、水害や震災の分野の専門家が集まり、複合災害への備えについて皆様に発信します。防災に向けた「自助」、「共助」、「公助」に役立たせる情報としてください。

セッション内容

新型コロナウィルスの感染拡大は日本全国、全世界に及んでいます。感染症への対策は続けねばならず、この間に生じる地震や気候変動激化による豪雨災害にも備えねばなりません。「withコロナの時代」に生きる私たちは、今後このような自然災害が複合して生じる災害にどのように備えていくべきでしょうか。医療、気象、水害や震災などの分野の専門家が集まり、知恵を結集して議論するとともに、一般市民への展開を図ります。

登壇者紹介

  • 和田 章 東京工業大学名誉教授、日本学術会議連携会員、防災学術連携体運営幹事 1970年日建設計、1981年工学博士、1989年教授、2011年に名誉教授、日本建築学会会長及び日本学術会議会員に就任。専門は建築構造学、耐震工学、多くの国の研究者と国際交流を推進。2011年防災学術連携体の前身の設立の一人。
  • 大友康裕 東京医科歯科大学大学院 救急医学領域長 救急災害医学分野教授、防災学術連携体代表幹事 医師、博士(医学)、専門分野(救急医学、災害医学、外傷外科学)、日本災害医学会代表理事、日本Acute Care Surgery学会理事長、東京都災害医療コーディネーター、厚生労働省日本DMAT検討委員会 委員長。
  • 中村 尚 東京大学先端科学技術研究センター教授。Ph.D.、日本学術会議会員 専門は気候変動,異常気象,大気海洋相互作用。日本工学アカデミー会員。
    気象庁異常気象分析検討会会長。
  • 小松利光 九州大学名誉教授。日本学術会議連携会員、防災学術連携体幹事、日本工学会副会長 1991年九州大学教授、2012年名誉教授・特命教授、専門は河川工学。日本学術会議会員、国土交通省九州ダムフォローアップ委員会委員長等を歴任、2006年の川内川水害や12年の九州北部豪雨災害で土木学会緊急調査団長を務めた。
  • 平田 直 日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授、国立研究開発法人 防災科学技術研究所 参与(兼)首都圏レジリエンス研究推進センター長 観測地震学、地震防災の研究をすると同時に国の地震防災の役職を兼務。地震調査研究推進本部地震調査委員長、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会会長、中央防災会議委員。
  • 米田雅子 日本学術会議会員・防災減災学術連携委員長、防災学術連携体代表幹事、慶應義塾大学特任教授 防災減災、建設業、農林業、森林再生、地方公共政策など幅広い分野でフィールドワークを重視し、分野横断的な研究に取り組む。博士(環境)、建設トップランナー俱楽部代表幹事。
  • 森本章倫 早稲田大学教授、日本都市計画学会副会長、防災学術連携体副代表幹事 専門は都市計画、交通計画。宇都宮大学教授を経て現職。日本交通政策研究会常務理事、都市計画コンサルタント協会理事、博士(工学)、技術士(建設部門)。
  • 田村和夫 日本学術会議連携会員、建築都市耐震研究所代表