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セッション
防災・減災への新聞社の取り組み・役割
主催団体:TEAM防災ジャパンメディアチーム
- 11/7(日)
- 10:00
- 場所:釜石市民ホール ホールB
youtubeはこちら https://youtu.be/07NGgvGfZQk
ニュースパーク(日本新聞博物館)が、今年開催した企画展「伝える、寄り添う、守る−『3・11』から10年」の展示や、被災3県だけでなく阪神大震災を地元で伝えた神戸新聞も参加したシンポジウムの内容を共有。当日は、地元の岩手日報や、南海トラフ地震に向き合う取り組みを続ける中日新聞、TEAM防災ジャパンの福和伸夫、佐藤翔輔、中川和之のコーディネートで議論する。
内閣府(防災)が運用している防災の担い手向け情報共有サイト「TEAM防災ジャパン」の運営をサポートするお世話係のなかの「メディアチーム」は、今年になって立ち上がったばかりだが、中核となる記者たちは、内閣府の「一日前プロジェクト」や、消防庁の毎年の災害事例集の取材をボランティアで行ってきて、自分たちを「社境なき記者団」と名付けている。災害報道の現場から学んだことを、TEAM防災ジャパンのサイトを通じて、社会に活かす活動をしている。
- 団体プロフィール
- 主催団体名
- TEAM防災ジャパンメディアチーム
- 住所
-
〒106-6224 東京都港区六本木三丁目2番1号
住友不動産六本木グランドタワー24階(運営事務局 合同会社DMM.com宛)
- TEL
- 03-3527-3224
- メール
- n-kazmail@nifty.com
- ホームページ
- https://bosaijapan.jp/
- 登壇者紹介
ニュースパーク(日本新聞博物館)
150年前に初の日本語日刊紙が誕生した横浜にあるニュースパークは、新聞の役割や、確かな情報を見極める力の大切さを学ぶことができる施設。2000年に開館し、日本新聞協会が運営している。今夏の企画展「伝える、寄り添う、守る—3・11から10年」では、新聞社による人々を災害から守る取り組みなどを紹介したほか、防災・減災をテーマにシンポジウムを開催した。
室崎 益輝(むろさき・よしてる)
兵庫県立大学減災復興政策研究科長
兵庫県立大学減災復興政策研究科長、神戸大学名誉教授。防火避難計画や災害復興計画などの教育と研究に携わる。消防研究所理事長、消防審議会会長、日本防災士会理事長、海外災害援助市民センター代表などを歴任。防災功労者総理大臣表彰、神戸新聞平和賞、NHK放送文化賞、建築学会論文賞などを受賞。
川端 章子(かわばた・あきこ)
岩手日報社釜石支局長
岩手日報社釜石支局長。報道部在籍時に東日本大震災を経験し、復興・災害報道や連載企画などに携わる。広島土砂災害や熊本地震、九州北部豪雨など県外の災害現場も取材。弊紙連載企画「あなたの証し 匿名社会と防災」では、担当記者の一人として災害時の氏名公表の意義や匿名化による課題を探り、安否情報の大切さを訴えた。
寺本 政司(てらもと・せいじ)
中日新聞社名古屋本社編集局長
中日新聞社名古屋本社編集局長。1988年、同社入社。社会部、経済部、ニューヨーク支局などを経て2015年社会部長。21年から現職。阪神・淡路大震災や東日本大震災、米中枢同時多発テロを現地取材。東京電力福島第一原発事故をめぐる取材班メンバーとして2011年菊池寛賞受賞。
佐藤 翔輔(さとう・しょうすけ)
東北大学災害科学国際研究所准教授
東北大学災害科学国際研究所准教授。2011年京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了。博士(情報学)。専門は災害情報・災害伝承。東北大学助教を経て、2017年11月より現職。令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞等。2019・2013年地域安全学会年間優秀論文賞、2018年地域安全学会技術賞など。
福和 伸夫(ふくわ のぶお)
名古屋大学減災連携研究センター教授
名古屋大学減災連携研究センター教授。建築耐震工学、地震工学に関わる教育研究に携わる傍ら、防災減災活動を実践。中央省庁や自治体の防災・耐震関係の委員を歴任。TEAM防災ジャパン・アドバイザー。防災功労者内閣総理大臣表彰、文部科学大臣表彰科学技術賞、日本建築学会賞、同教育賞、同著作賞などを受賞。
中川 和之(なかがわ・かずゆき)
時事通信社解説委員
時事通信社解説委員。静岡大学防災総合センター客員教授。1980年代から気象庁担当や科学記者として地震や火山、災害対応を学ぶ。出身地での阪神大震災をきっかけに、災害対策や防災教育のあるべき姿を模索し、日本ジオパーク委員会委員や政府の各種委員を歴任。TEAM防災ジャパン・アドバイザー。防災功労者防災担当大臣表彰。