- 教育
- 土砂災害
- 一般向け
- 自治体向け
セッション
土砂災害VRやマイ・タイムラインなどを活用した効果的な防災教育のあり方について
主催団体:広島県
- 11/6(土)
- 10:30
- 配信:オンラインLINE1
災害を自分ごととして認識するとともに,地域全体での防災力向上を図るための,効果的な防災教育のあり方について,参加団体の取組紹介及びディスカッションを実施。
【パネリスト】広島大学 海堀正博特任教授,後藤秀昭准教授,広島県 伊達マイ・タイムライン推進員,京久野土砂災害警戒推進担当監,海田町立海田南小学校 西岡校長,広島大学附属小学校 野元教諭,ソフトバンク㈱ 増原参与,東谷担当部長,南京極技術部員
広島県みんなで減災推進課では,令和2年度から,自らの防災行動計画を作成する教材「ひろしまマイ・タイムライン」を制作し,県内全小学校に配布して,防災教育で活用していただく取組を実施しています。
また,令和2年度に,土砂災害(広島県は危険箇所が全国一多い)を自分ごととして,正しく認識してもらうため,広島大学防災・減災研究センターの監修のもと,VR教材を制作しました。
令和3年度からは,県内の小中学校に出前講座を実施し,VRを活用して,児童や生徒に土砂災害の危険性や早めの避難に対する地域の呼びかけの重要性などを具体的に実感してもらいながら,マイ・タイムラインを作成する取組を実施しているところです。
さらに,ソフトバンク㈱と連携し,Pepper(ロボット)を使ったマイ・タイムラインの小学校教育のコンテンツを制作し,広島県内小学校に出前講座を実施するとともに,全国の小学校にも活用してもらう予定です。
- 団体プロフィール
- 主催団体名
- 広島県
- 部署
- みんなで減災推進課
- 担当者
- 沖村俊介
- 住所
-
〒730-8511 広島県広島市中区基町10-52
- TEL
- 082-513-2781
- メール
- kikigensai@pref.hiroshima.lg.jp
- 登壇者紹介
海堀 正博
広島大学防災・減災研究センター長・特任教授(専門:砂防学)
京都大学農学博士。平成30年5月から令和2年6月まで砂防学会会長(現在は中四国支部長)を務め、内閣府や広島県などの災害検証委員としても活動。
後藤 秀昭
広島大学大学院人間社会科学研究科准教授(博士(文学))
文学部で地理学を教える。古災害を紐解く地形学が専門。
地震や津波、土砂災害の記録や過去の災害を探し出してきた。
伊達 富美
広島県危機管理監みんなで減災推進課 ひろしまマイ・タイムライン推進員
熊本地震以降,被災地支援活動を開始。西日本豪雨で家族を失った悲しみから、災害死ゼロを目指して活動中。今年度は、現職に従事し小学校への出前講座を実施。
京久野 渉
広島県土木建築局砂防課 土砂災害警戒推進担当監
土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域等の指定、土砂災害に関する啓発、防災教育等に従事。
西岡 律子
海田町立海田南小学校 校長
広島大学学校教育学部卒業。広島県教育委員会特別支援教育課 課長、広島県立広島西特別支援学校 校長などを経て、現職。
野元 祥太郎
広島大学附属小学校 教諭(社会科)
広島市立学校を経て、本年度より着任。西日本豪雨災害時は、広島市安芸区で勤務。研究関心は、安心・安全なまちづくりの担い手・主権者を育成する社会科授業づくり。
増原 伸
ソフトバンク株式会社コーポレート統括CSR本部 参与(中国担当)
西日本豪雨の復旧支援を行う中、社会貢献の重要性を再認識し,志願してCSR本部へ異動。現在、主に広島県の自治体を対象に、様々な課題解決活動を実施。
東谷(ひがしたに) 次郎
ソフトバンク株式会社ソリューションエンジニアリング本部 担当部長
平成30年度から広島県サンドボックス実証事業「データ連携基盤構築とデータ可視化・カタログサイト構築」のプロジェクト責任者を務める。現在は、広島県「簡易型水位計開発業務」のプロジェクト責任者を務める。
南京極(みなみきょうごく) 巧
ソフトバンク株式会社5G & IoTエンジニアリング本部中国IoT技術部
移動体通信網構築業務に従事する中で、西日本豪雨災害等で,被災基地局の復旧に携わる。現在、簡易型水位計開発のプロジェクトマネージャーを務める。