- ボランティア
- その他(被災者支援)
- 自治体向け
- 企業向け
セッション
どこで災害が起きても支援を届ける
コーディネーション
主催団体:特定非営利活動法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
- 11/7(日)
- 10:00
- 場所:釜石市民ホール ホールA
「東日本大震災」以降、毎年のように広域で多発的な自然災害が起きています。その後、「熊本地震」を契機に被災地で復興支援にあたる行政、社会福祉協議会(社協)、民間による「三者連携」が進んできました。さらに、支援の「モレ、ムラ」をなくすため「三者連携」をベースとした多様な支援主体との連携を調整する、「災害支援コーディネーション」の重要性が増しています。当セッションでは、その重要性の理解を深めます。
弊団体は、災害時の被災者支援活動が効果的に行われるよう、地域、分野、セクターを超えた関係者同士の「連携の促進」および「支援環境の整備」を図ることを目的として設立されました。
災害時には、被災地で支援活動にあたる行政、災害ボランティアセンター、NPOなどの多様なセクターとの情報共有会議を行い、支援のコーディネートを実施するなどの活動をしています。そのために平時には、ネットワークの構築、支援団体の能力強化、人材育成等を実施しています。
- 団体プロフィール
- 主催団体名
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特定非営利活動法人
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
- 住所
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〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル267-B
- ホームページ
- http://jvoad.jp/
- 登壇者紹介
萩原 玲子(はぎわら りょうこ)
内閣府 政策統括官(防災担当)付 企画官(普及啓発・連携担当)
内閣府入府後、沖縄振興、食育の推進、男女共同参画、消費者政策など、省庁横断的に取り組むべき様々な政策に携わる。東日本大震災の発生当時は自殺対策の推進に関わり、被災者に寄り添う政策の重要性を痛感した。
2021年10月より現職。
小川 耕平(おがわ こうへい)
社会福祉法人 全国社会福祉協議会
全国ボランティア・市民活動振興センター 副部長
社協ネットワークで初めて被災地の支援に取り組んだ阪神淡路大震災では、神戸市の避難所支援活動に、東日本大震災では、子ども・子育て家庭、障害者と家族を対象とした支援活動に関わった。2018年4月以降は現職として、西日本豪雨、台風19号、令和2年7月豪雨等の被災地支援活動で災害VC、支援P、JVOADと連携して支援を行っている。
葛巻 徹(くずまき とおる)
いわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)共同代表
NPO法人いわて連携復興センター 代表理事
岩手県花巻市生まれ。福島の大学を卒業後、仙台勤務しUターン。子どもが生まれた頃から会社員の傍らボランティアでNPO活動を始める。その後、中間支援の必要性を感じ、2007年からNPO法人 花巻市民活動支援センターに関わる。震災前のつながりから、2011年3月いわて連携復興センターを立ち上げ後、岩手の経験を活かし、県域の防災を推進する為、震災後の岩手のつながりからいわてNPO災害支援ネットワークを2016年に立ち上げる。
山田 幹夫(やまだ みきお)
公益財団法人味の素ファンデーション(TAF) シニアアドバイザー
1980年に慶応義塾大学法学部卒業後、味の素株式会社に入社。営業、総務、人事、インドネシア駐在等の業務を経て、2014年に本社CSR部着任。「ふれあいの赤いエプロンプロジェクト」仙台拠点にて、料理教室の運営に携わる。2020年4月からは、仙台市に駐在し、料理教室自主運営団体フォロー業務に従事。
法橋 華子(ほっきょう はなこ)
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部
プログラム・オフィサー
大学時代に国際NGOのインターンとして2016年の熊本地震緊急支援に携わる。大学卒業後、英国の大学院で社会開発学修士号を取得。その後、民間企業勤務を経て2019年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに入局し、国内の緊急・復興支援事業を担当。2019年の九州北部豪雨や台風19号、2020年7月豪雨の緊急・復興支援活動に従事。
明城 徹也(みょうじょう てつや)
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)事務局長
福井県出身。米国の大学を卒業後、建設会社に勤務。その後、NGO業界にて勤務。東日本大震災では発災直後より現地入りし、被災者支援、復興支援に従事する。その経験から全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の立ち上げに関わり、事務局長に就任。熊本地震以降、多くの災害に関わっている。
吉田 仁美( よしだ ひとみ)
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
事業部
福島県福島市生まれ。東日本大震災をきっかけに、双葉郡浪江町役場にて広報・ICTを活用した情報発信や観光・産品振興に従事。その後、2021年4月にJVOADへ入職。被災者支援コーディネーションの仕組みづくりに向けた事業に携わり、8月の豪雨災害では佐賀に入り現地中間支援組織の支援調整のサポートを行った。