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セッション
防災分野へのドローン利用の最前線
主催団体:一般社団法人日本ドローンコンソーシアム
- 11/6(土)
- 14:30
- 場所:釜石市民ホール PIT会議室
防災・災害状況把握へのドローン利用の最新状況を紹介すると共に、災害時のドローン利用・導入の実利用事例を紹介します。また、当該セッションでは、防災・災害状況把握に最前線で取り組む研究者・事業者が登壇し、事例を紹介させて頂きます。特に、今年、静岡県熱海市で発生した土砂災害の事例や土砂災害へのドローン利用の取組みなどを紹介させて頂きます。
当該団体は、ドローンの産業成長・普及促進に必要な調査・研究及び社会実装、利用促進活動を行っている。また、関連規則・制度に関わる関連省庁への提言している。
また、防災系部会では、災害時におけるドローンの利用・導入状況を調査・把握すると共に、幾つかの自治体と連携協定を締結し、災害時の対応を予定している。ドローンを利用した防災・災害把握に寄与することを目指している。
- 団体プロフィール
- 主催団体名
- 一般社団法人日本ドローンコンソーシアム
- 部署
- 産業促進委員会 防災系部会
- 住所
-
〒263-8522 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33
千葉大学内 知識集約型共同研究拠点 2-306
- メール
- jimu@jdc.or.jp
- ホームページ
- https://jdc.or.jp/
- 登壇者紹介
酒井 直樹(さかい なおき)
防災科学技術研究所 総括主任研究員
22007年より国立研究開発法人防災科学技術研究所入所 水・土砂防災研究部門、現在に至る。
2020年同所先端的研究施設利活用センター副センター長。2020年より筑波大大学院リスク・レジリエンス工学学位、教授(協働大学院)。2021年より一般社団法人ドローンコンソーシアム理事、防災部会長。
専門は防災工学で地盤・土砂災害や洪水災害のリスクやレジリエンスを評価する研究に従事。
2018 年より戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2 期の課題「国家レジリエンス(防災・減災)の強化」のテーマの一つ「被災状況解析・共有システム開発」に社会実装責任者として従事し,災害対応におけるリモセンデータの利活用を推進。
木下 篤彦(きのした あつひこ)
国土技術政策総合研究所 主任研究官
2011年9月に台風第12号により紀伊半島で発生した深層崩壊や表層崩壊・土石流のメカニズムやリスク評価手法について主に研究している。2019年より、ドローンの目視外補助者無し自律飛行(レベル3)を用いた、災害直後の崩壊斜面・河道の調査や砂防施設の点検手法に関する研究に着手し、深層崩壊発生箇所などでの調査に成功している。また、2020年より、ドローン空中電磁探査技術を用いた深層・表層崩壊のメカニズムやリスク評価に関する研究に着手し、断層や地質境界が崩壊メカニズムのカギを握っていることを発見した。
杉本 直也(すぎもと なおや)
静岡県 交通基盤部建設政策課 イノベーション推進班長
・1994年に土木技師として静岡県入庁
・「静岡県GIS」や「ふじのくにオープンデータカタログ」、「Shizuoka Point Cloud DB」の構築を担当
・現在はi-Construction、自動運転、スマートシティ関連業務を担当
・「VIRTUAL SHIZUOKA」のオープンデータ化の取組でグッドデザイン賞2020受賞
・Code for Kakegawa所属、静岡大学情報学部(土木情報学研究所)客員教授、総務省地域情報化アドバイザー
延 原肇(のぶはら はじめ)
筑波大学 准教授
カナダ国 アルバータ大学博士研究員、東京工業大学 助手、筑波大学 講師を経て、現在、准教授。筑波大学 人工知能科学センター 兼任。
日本のドローンの黎明期から研究に従事し、特にドローン×農業×AIのプロジェクトに多数参画。
ドローン自律飛行競技部門の世界大会にて優勝(iROS2019)。
須田 信也(すだ しんや)
株式会社 WorldLink&Company 代表取締役社長
1979 年京都府生まれ。高校卒業後米国に留学。アリゾナ州立大学中退後米国にて起業。その後、取引先の水産卸業に転職しロジ担当として日本に帰国。国内半導体メーカーの南米営業拠点立上げ等歴任し、2014 年株式会社WorldLink & Company を設立。