~東日本大震災・台風被害を経験した岩手だからこそ伝えたいこと~
コーディネーション
~労働組合としてできること~
自然災害が起きたり、起きそうなときには、様々な情報が飛び交います。そのなかで、私たちは正確な情報の判断や、内容を理解して適切な行動をしなければなりません。いつも災害に関心を持ちつつ、災害時には、先を読んで行動することをしないと、思わぬ事故や被害を受けるということになります。そのためには、何気なく聞いていたことを、イメージ化して理解することが大事なことになります。演目は、5つを予定します。
■県域の3者連携の事例紹介
<県域の事例 登壇者>
社会福祉法人岩手県社会福祉協議会 地域福祉企画部長兼ボランティア・市民活動センター所長 斉藤穣 氏
岩手県地域福祉部地域福祉課 生活福祉担当課長 長谷川克信 氏
いわてNPO災害支援ネットワーク 共同代表 葛巻徹
■市町村域の3者連携の事例紹介
<岩泉の事例 登壇者>
岩泉町危機管理課 危機管理監兼課長 佐々木重光 氏
特定非営利活動法人クチェカ 事務局長 鈴木悠太 氏
<釜石の事例 登壇者>
社会福祉法人釜石市社会福祉協議会 地域福祉課長兼生活ご安心センター(副センター長) 菊池亮 氏
一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校 代表理事 伊藤聡 氏
<全体コーディネーター>
特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)代表理事 栗田暢之 氏
「東日本大震災」以降、毎年のように広域で多発的な自然災害が起きています。その後、「熊本地震」を契機に被災地で復興支援にあたる行政、社会福祉協議会(社協)、民間による「三者連携」が進んできました。さらに、支援の「モレ、ムラ」をなくすため「三者連携」をベースとした多様な支援主体との連携を調整する、「災害支援コーディネーション」の重要性が増しています。当セッションでは、その重要性の理解を深めます。
1)動画:イオンの震災復興支援10年の歩み
2)静止画:10年間の活動内容画像
3)動画:植樹活動 「森に守られたコミュニティ」
4)動画:「未来共創プログラム」(地域の皆さまと共に地元を活性化する取組)
5)動画:社内教育用VTR 「3.11イオン気仙沼店の避難の記録」他
6)動画:「東北の未来は日本の未来になる」 (岩手・宮城・福島の高校生によるシンポジウム)
東日本大震災津波被災後、県内市町村社会福祉協議会では、被災した住民の暮らしの早期回復を目指し、災害ボランティアセンターの開設・運営に取り組みました。
県内には、延べ563千人(2018年度末現在)のボランティアが駆けつけ、発災直後の瓦礫の撤去から、サロン活動、引っ越しなど、支援ニーズの変化に応じた柔軟な対応を行っていただきました。本パネル展示では、災害ボランティアの取組について紹介します。
連合が災害発生後に取り組んできた災害ボランティアの展示や、防災・減災に向けた取り組みを紹介します。
〇 過去の災害ボランティアの様子(東日本大震災・熊本地震・近年の豪雨災害など)
写真パネルの展示、DVD上映など
○減災に向けた取り組み
防災・減災に関する政策制度実現に向けた取り組みに関する資料配布
〇震災を風化させない取り組みとして実施している「絆フォーラム」に関連する資料配布