- 教育
- 一般向け
- 学生向け
ワークショップ
防災教育交流会
主催団体:防災教育チャレンジプラン実行委員会
- 11/6(土)
- 10:30
- 配信:WSライン2
Youtubeはこちらから https://www.youtube.com/watch?v=CckN6lGb2J0
本大会のテーマである「~震災から10 年~つながりが創る復興と防災力」を踏まえ、基調講演および意見交換会を行うことにより、今後の防災教育の普及推進に向けた検討課題の共有化を図ります。
1.いのちのでんでんこ~釜石東中の災害を知ること伝えること~(村上祥子)
2.阪神淡路大震災の体験者は何を語るのか(諏訪清二)
3.災害の歴史をふりかえる意味ー昭和三陸津波の『復興の歌』についてー(北原糸子)
4.東日本大震災をどのように伝えるか(佐藤翔輔)
防災教育への意欲を持つ全国各地の団体・学校・個人などから、より充実した防災教育のプランを公募により選出し、1年間にわたって実践のための支援を行うプログラムです。2004年度にスタートし、2020年度までの17年間で、延べ319団体の実践活動を、年2回の成果報告会の開催や産学官のメンバー32名から構成される「防災教育チャレンジプラン実行委員」によるアドバイス等を通じて支援してきました。また、国内での活動だけでなく、2015年に開催された第3回国連防災世界会議において取組内容や過去の優秀事例の紹介を紹介するなど、世界への成果発信も積極的に行っています。2019年からは、取組をより多くの方に広げることを目的にぼうさいこくたいに参加しています。また、2020年からはコロナ禍に対応した防災教育を行うため、オンラインによる成果報告会の開催を中心とした、リモートでの活動支援も行っています。
- 団体プロフィール
- 登壇者紹介
澤野 次郎(さわの じろう)
災害救援ボランティア推進委員会 委員長
阪神・淡路大震災より防災とボランティア活動に参加。1995年7月災害救援ボランティア推進委員会設立、2009年7月より委員長。2004年防災教育チャレンジ実行委員会設立で委員、2014年3月防災教育普及協会設立で常務理事、他に跡見学園女子大学、十文字学園女子大学で講師。
林 春男(はやし はるお)
国立研究開発法人防災科学技術研究所 理事長
1983年カリフォルニア大学ロスアンジェルス校Ph.D.。専門は社会心理学、危機管理。京都大学防災研究所教授を経て、2015年10月1日より現職。文部科学省科学技術・学術審議会 専門委員、日本学術会議連携会員、内閣府・防災教育チャレンジプラン実行委員長等。
村上 洋子(むらかみ ようこ)
元 釜石市立釜石東中学校 副校長
平成20年釜石東中学校に赴任。生徒とともに防災教育に取り組んでいた。平成23年3月11日東日本大震災に遭い、校舎は全壊。隣の鵜住居小学校の児童の手を引いて避難したり避難場所を3回変更したり、登校していた生徒・職員が全員無事。多くの悲しみとともに、今も「釜石のものがたり」として語り継がれている。
諏訪 清二(すわ せいじ)
兵庫県立大学 特任教授/防災教育学会 会長
2002年、兵庫県立舞子高校環境防災科で防災教育に関わり始めた。現在はフリーで国内外の学校での防災教育、教職員対象の研修などを行っている。防災教育、災害ボランティア、災害体験の語り継ぎなどを研究・活動対象としている。若者が防災活動をできる場のプロデュースにも力を入れている。
北原 糸子(きたはら いとこ)
立命館大学都市防災研究所 客員研究員
1939年、山梨県生まれ、津田塾大学学芸学部英文科卒、東京教育大学文学研究科修士課程修了、神奈川大学歴史民俗研究科特任教授、国立歴史民俗研究博物館客員教授などを経て、現在に至る。『地震の社会史』、『関東大震災の社会史』、『日本震災史』、『津波災害と近代日本』など、災害史関係の著作あり。
佐藤 翔輔(さとう しょうすけ)
東北大学災害科学国際研究所 准教授
2011年京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了.博士(情報学).専門は災害伝承・災害情報.東北大学助教を経て,2017年11月より現職.令和3年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞等(実証研究と技術支援に基づく効果的な震災伝承に関する研究).