つながりが創る復興と防災力
〜東日本大震災の経験から〜
~楽しく体験・学ぶ防災減災イベント~
~時系列で考える災害対応~
in ぼうさいこくたい2021オンライン
~みんなで話して考えよう~
防災お菓子ポシェット作りと防災講話
~主体的・対話的深い学びの具体的展開~
~東京大学の災害対策トレーニングセンター(DMTC)~
-日常の中に災害文化をよみとくー
ー津波警報技術の向上で安心安全な社会をー
防災自助は子どもの頃から始まる
■趣旨
大震災から10年。岩手県をはじめとする東北被災地は、街の復興はもとより、住民の防災意識向上、復興の担い手の育成など、ハード・ソフトの両面から、 「より良い復興」(Build Back Better)に取り組んできました。被災地の復興と防災力強化を担ってきた内外のリーダーたちをつなぎ、10年間の経験と未来のビジョンを語っていただきます。
岩手県では、これまでに東日本大震災を始めとする地震や津波、大型化する台風による風水害など自然災害によって県民の尊い命と貴重な財産を多く失ってきました。
地震体験を通じて、私たちが日頃心掛けておかなければならないことがらなどについて「見て」「触れて」「体験」して、災害を予防し、被害を少なくするための「活きた知識」を身につけていただきたいと思います。
JAの子ども雑誌「ちゃぐりん」で連載している「ゆれくる遊撃隊のレッツ防災術」のキャラクターを活かしたサバイバルカードを作成します。サバイバルカードに名前や住所、避難場所等の情報を記入してもらい、その場で写真を撮影、加工をして手渡します。災害発生時、子どもたちの自助と、助け合いにつながるプログラムです。
本大会のテーマである「~震災から10 年~つながりが創る復興と防災力」を踏まえ、基調講演および意見交換会を行うことにより、今後の防災教育の普及推進に向けた検討課題の共有化を図ります。
1.いのちのでんでんこ~釜石東中の災害を知ること伝えること~(村上祥子)
2.阪神淡路大震災の体験者は何を語るのか(諏訪清二)
3.災害の歴史をふりかえる意味ー昭和三陸津波の『復興の歌』についてー(北原糸子)
4.東日本大震災をどのように伝えるか(佐藤翔輔)
「鯉こいキャラバン!」は町内会・自主防災組織など地域の方々と協力して開催し、来場者に防災ゲームや防災工作などの体験や広島の豪雨災害の被災状況などの展示、被災者の声を紹介することで、大規模土砂災害の実態と日ごろの防災の大切さを訴え、さらに災害による犠牲者ゼロ実現への活動を紹介する防災イベントです。「鯉こいキャラバン!」の紹介や実際のゲームを体験して、防災イベント開催への推進や防災への興味付けを行う。
実際の観測に使われる「転倒マス型雨量計」を3Dプリンタ出力品と、基板へのはんだ付けにより製作します。溜まる量で転倒するマスに連動しLEDが点灯、その回数によって水量を計測して雨量が算出できます。マイコンでも動作する雨量や累積雨量を表示したり、設定雨量でメール配信するプログラムも公開します。防災への関心に頼らない好奇心に訴求し、雨量情報や避難行動への関心を高めます。キットは事前購入で郵送となります。
【内容】
5人程度のグループに分かれ、災害発生の条件を設定し、どのような災害対応ができるかを時系列で考えます。一人ひとりが日頃から災害に備え、学校で安全な環境を整えられるように、災害時に起こりうること、それに対してどのような備えができるかについて話し合いたいと考えております。
【講師】
諏訪 清二 先生(兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科・特任教授)
【対象】
一般者や学生を対象に案内します。
保険代理店である私たちだから伝えられる想い・使命を形にするため、「被災経験をされたお客様のインタビュー動画」や弊社独自の「防災ツール(クリアファイルや災害ポケットメモ)」等を全て自分達で作成しました。当日は、来場者の方に浸水被害や土砂災害のバーチャル体験を通じて、”災害”を疑似体験してもらうとともに、作成ツールの説明・配布・視聴を通じて、日頃の備えの大切さについて等お伝えしたいと考えています。
いのちを守る伝道師。高貝正芳によるぼうさい教室。
遊びや勉強を通じて学んだことで いのちを守る武器にする体験型教室です。
パフォーマンスとセミナーを融合させた、楽しみながら学べる 防災エンタワークショップは
全世代の方が一緒に防災について話し合う機会が生まれます。
「目的いのちを守ること。守ったいのちで大切な人を守り生き抜くこと。」
ジオパークネットワークでは、災害を伝え身を守る取組として、大地の成り立ちを学ぶことにより起こった災害、これから起こるであろう災害を知り、体験談や遺構により災害を伝えている。そのような取組を紹介する。
防災クイズに挑戦するイベントを開催します。内容は、防災専門図書館オリジナル「防災いろはかるた」を用いたクイズ・体験等を行います。例えば、防災かるた「ツナ缶に灯をともす」をもとにしたクイズ:「ツナ缶に○をともす。○に入るのは何でしょうか?」。回答とともに、ツナ缶を使った防災グッズの解説をします。
●目的
多様な防災教育教材の具体的な活用方法や事例等について、現地及びオンラインで体験してもらう。
●対象
小学生以上。
●出展内容
現地及びオンラインでの防災教育教材の紹介及び体験。
●写真、参考資料
別添のとおり
ボーイスカウトは、イオンモールとの共催により全国60会場以上で「全国防災キャラバン」を展開しています。今回のワークショップでは、防災キャラバンでも行っている、ビニール袋や新聞紙など身近にあるものを使った防災ワークショップを展開することで、参加する子どもたちやその家族が楽しく防災を身近に感じてもらうことを目指します。
ワークショップの運営は、岩手県内にいるボーイスカウトの青少年が行います。
防災・減災スタンプラリーは、子供から大人まで楽しく学べる「生きた防災教育」です。津波が来た時に危ない場所はどんな所?いま,大津波が来たらどれくらい被害が出るの?といった疑問に、直感的に理解できる答えを世界最先端の研究現場からお届けします。教育現場や自治体で防災に携わる方から家族の安全を願う皆様まで、幅広い方々に御参加頂き、一緒に防災・減災について考える場となることを目的としています。
対象 4歳児以上の親子(家族全員でご参加可能)
時間 60分/参加費無料 10:30~11:30
限定 防災お菓子ポシェットを作成するお子様10人限定
参加者持ち物:筆記具・マスキングテープ・はさみ
予約方法:現地 釜石市民ホールTETTO スタジオA にて10:00~
お子様10人になり次第締め切りします。
阪神・淡路大震災、東日本大震災をこども時代に体験し、その体験をいま語り継ぐ若者と、被災体験を持たなくても体験の継承・発信に関わる若者をパネリストに招き、「語り継ぎ」の意味を考えます。特に、こどもの頃の体験の語りが、防災を学ぶ今のこどもたちにどのようなインパクトを与えるのか、災害を「我が事」と捉え災害と防災に向き合うために、同世代の体験談がどんな意味を持つのかを深く議論したいと考えています。
「より多くの命をいかに守るか」それが私たちの挑戦です。特に、お年寄りやお子様、そしてフィジカルチャレンジをされている方への「逃げるを助ける技術」について一緒に考えていきましょう。
2011年東北地方太平洋沖地震により引き起こされた大災害:東日本大震災発災から十年が経過した。この多くの犠牲を受けた災害から得た教訓を、東北と日本の今後の安全な社会実現のために活かしていく必要がある。本セッションでは、釜石市における災害伝承に関する経験をお話しいただくとともに、この十年間の経験と教訓を踏まえ、今後の防災教育と災害伝承のあり方、および進めるべき取組みについて、学術分野から発信する。
災害を自分ごととして認識するとともに,地域全体での防災力向上を図るための,効果的な防災教育のあり方について,参加団体の取組紹介及びディスカッションを実施。
【パネリスト】広島大学 海堀正博特任教授,後藤秀昭准教授,広島県 伊達マイ・タイムライン推進員,京久野土砂災害警戒推進担当監,海田町立海田南小学校 西岡校長,広島大学附属小学校 野元教諭,ソフトバンク㈱ 増原参与,東谷担当部長,南京極技術部員
【内容】
子どもたちが災害時に主体的に臨機応変に対応できる能力を身につけるための「防災教育・教材」についてのディスカッションを行います。
【想定パネリスト】
①前林 清和 先生(神戸学院大学現代社会学部社会防災学科・教授) ②東北地方の学校の教職員の方 ③明石SUC 防災アドバイザー(社内資格を有した社員)
※3~4名を想定
【対象】
学校の教職員、一般者を対象に案内します。
学校防災には、児童・生徒たちの防災に関する防災教育、教員自身の防災に関する知識・知見・ノウハウの深化および学校運営における防災活動がある。本セッションでは、実例を学びながら,これらを融合した実践的な学校防災活動を考える。講演者は、村山良之(山形大学)、森本晋也(文部科学省)、(桜井愛子(東洋英和女学院大学) , 司会進行は越谷信(岩手大学)が 行う予定である。 )
地域の高齢化が進む中、防災を持続可能な活動として続けるためには、地域と小中学校の児童生徒や保護者、教員等が防災拠点である小中学校を中心に連携し防災に取組むことが地域防災力の向上につながる。この10年間で20,000人以上を対象に研修等を手掛けている当社団代表理事が青森市中学校で取り組んだ「ジェンダー視点の中学生防災教育プログラム」の紹介と共に次世代に「つなげる」ための若年層対象の取り組みについて報告します。
目黒星美学園は、生徒が自ら防災の課題を洗い出し解決策を考える防災教育に取り組んでいます。
アールシーソリューションには、毎年、防災の仕事をしたいと希望する学生が入社します。
でも、若い人の多くは防災には関心がありません。
防災の大切さが訴えられているはずなのに、関心を持つ人、持たざる人に別れてしまうのはなぜでしょうか?
事例を交えて、若い人に防災に興味を抱いてもらうためのヒントを探ります。
予定パネリスト
亰百合子(目黒星美学園中学高等学校 教諭(生徒教育部 防災係))
大本凜(アールシーソリューション株式会社 事業推進室(「ゆれくる遊撃隊」担当))
※目黒星美学園中学高等学校の生徒たちもビデオで参加します。
防災パフォーマーによる「いのちを守る@防災劇場」
演技の途中に突然ストップ! 会場の参加者は、防災ファシリテーターと一緒に「いのちを守る」為のより良いのすべについて考えます。
パフォーマンスとセミナーを融合させた、楽しみながら学べる 世界初の新感覚防災セミナー「防災劇場」は
全世代の方が一緒に防災について話し合う機会が生まれます。
「目的:いのちを守ること。その守ったいのちで大切な人のいのちを守り、生き抜くこと。」
これまでの復興の取組を進める過程で得られた教訓の伝承や、防災・減災の最先端地域としての三陸の姿を広く国内外に発信するため、復興防災に関わるテーマを分野別に設定し、トークセッションを実施する。本セッションを、ぼうさいこくたい岩手開催の“レガシー”事業と位置づけ、これまでの復興の歩みや復興支援への感謝の想いを伝えるとともに、復興の先を見据えた 「防災を学習する場」 としての新しい岩手の姿を、世界に発信する。
【セッションの模様を同時通訳配信 】
今後の我が国の災害対策の方向性や考え方を踏まえ、なぜ、東京大学の災害対策トレーニングセンター(DMTC)は人材育成に着目しているのかをご説明します。また、教育プログラムの基本となる「基礎コース」の講義内容、災害対策の全体像を習得するための災害対応工程管理システム(BOSS)などを紹介します。災害対策に関する基礎知識や基本動作を紹介し、地域住民、企業の方から自治体の方まで一丸となった災害対策について提案いたします。
三陸沿岸には災害との闘いの中で生まれてきた「災害文化」がある。断片的な「教訓」が重層化し、生活様式や自然観という日常の中に埋め込まれて存在する災害(リスク)への対応の技術である。岩手県沿岸部の具体的事例(綾里小学校演劇『暴れ狂った海』・田老第一中学校震災体験と語り継ぎ・岩手大学合同授業「私の碑を作ろう」、方言の力)をもとに、災害文化の構造を示し、災害体験を現在・未来に活かす架け橋として提示する。
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三重県における地域防災力向上のために当センターが実施しているさまざまな取り組みをご紹介します。昭和19年東南海地震や昭和34年伊勢湾台風など県内被災者の災害体験談、地震津波の碑及び防災紙芝居などを「みえ防災・減災アーカイブ」で紹介しています。アーカイブコンテンツを紹介することで、災害に対してどのように備え、対応するかを各自で考えていただきます。
①防災教育教材「さすけなぶる」を活用した避難所運営研修
東日本大震災での避難所運営の教訓をもとに作成した防災教育教材「さすけなぶる」による避難所運営研修及び
普及啓発活動について紹介します。
②防災教材「Le・i・c(レイク)」を活用した避難所運営ラーニング
福島県内外の中・高校生を対象に実施している防災教育(避難所運営実践プログラム)について紹介します。
防災専門図書館で開催中の企画展「東日本大震災から10年」や、65年かけて収集した蔵書の紹介写真、そして防災専門図書館の紹介動画もあります。図書館のパンプレット(PDF)や、当館オリジナルの「防災いろはかるた」(PDF)などもダウンロードできます。
組立式のジオラマキットを活用したワークショップ型の防災学習プログラムのご紹介です。自分の住んでいるエリアの地図が印刷された段ボール製のジオラマを組み立て、楽しみながらまちの地形や災害リスクが学べます。その後も地域の共有資産として活用いただけます。
防災ママかきつばたの活動紹介&講師依頼をする方法についてPRしたいと思います。ママたちの備えを紹介することで、一般のお客様への啓発と同時に防災団体への活動のヒントになるべく活動紹介を行います。また、私たちは愛知・オンラインで活動していることもあり、他の地域の防災啓発をお手伝いできるきっかけになりたいと思います。
ブースでは東日本大震災津波が防潮堤を強襲する写真と被害状況写真集の閲覧、当法人が作成した復興の進捗状況(2年、3年、6年)の写真小冊子と「津波防災の町」宣言の田老の東日本大震災津波を検証した小冊子、防潮堤を築いた関口松太郎村長の昭和三陸大津波復興記録誌を展示すると共に、第3回国連防災世界会議(仙台)で発表したポスター、田老の赤沼山避難場所に設置した、田老の津波防災の取り組みを伝える案内板の展示他。
当館の設立理念や機能をお伝えする他、災害発生当時の状況や廃炉を含めた復興の進捗状況について、展示パネルに加えて動画によるご紹介をいたします。当館は研究機関や大学におけるフィールドワーク、或いは民間企業や学校での研修や教育旅行の場として、様々な来場者の方々に向けて、施設の概要や 利用方法についてご案内する予定です。
当団体で全国展開しているサバイバルマスター®のプログラム紹介と、協力団体である教育機関や企業との連携事業の事例紹介を行います。
ポスターパネルの展示をし、パンフレットを配布し、ご来場者にご説明をします。
対象は、行政、教育機関、一般の親子、一般企業となり、目的は体験学習を通じた減災教育を全国に拡げていくためです。
一般財団法人防災教育推進協会の活動内容を紹介し、防災教育プログラム(ジュニア防災検定など)の活用事例や、様々な取り組みの内容を展示し、資料の配布も行います。
当団体の過去の活動(小学校・高校での防災教育、企業等と連携した活動、被災地支援活動 等々)を写真及びパネルを用いて掲示します.その活動について、どのようなつながりの中で・どのように準備し・どのような成果・結果があったのかを、常駐しているメンバーが説明します。また展示物として当団体にて作成した防災啓発ツールを持参(展示台に並べる形で展示)し,その使用方法について常駐メンバーが解説します。
いつ来るかわからない南海トラフ地震に備え、子供の頃から自助を身に付けよう!と名古屋の防災ソングを制作し2020年名古屋市防災表彰を受け、歌に合わせてダンス、合唱パターンだけでなく子ども学生が興味を引くよう歌のイメージキャラクターを作製、3D化ダンスを現在制作中。市民、企業、役所が力を合わせて自助促進を促すプロジェクトを紹介します。
〇防災・減災教育のパイロット校としての取り組みを紹介する。
〇3.11東日本大震災で多賀城市を襲った「都市型津波」(河川津波)についての研究成果を知らせる。
〇震災後より生徒が主体となって行った津波の痕跡を示す「津波波高標示プレート」の設置活動を紹介する。
〇そのプレートと史都・多賀城市の史跡を辿る「まち歩き」ボランティアを紹介する。
○災害科学科卒業生の活躍を紹介する。
防災教育学会の活動をビデオ、リーフレットなどを使って紹介します。防災教育に関する相談会も実施します。
●目的
地域における防災力向上と国民の防災意識向上のため、防災教育の必要性を伝えると共に普及啓発に寄与する。
●対象
不問。
●出展内容
(1)A0版カラーポスター × 2枚
(2)協会案内、活動紹介 × 各500部
(3)各種防災ゲーム
●写真、参考資料
(1)防災クイズ&ゲームデー、他、これまでの防災イベントのハイライトをwebから
(2)企業研修等、参考写真(Webから)
弊社は「若年層の防災」をテーマとして、出張防災工作教室と学生防災プロジェクトを出展します。まず、防災工作教室とは、工作から防災の啓発をすることを目的とした教室です。子供の防災イベントの参加率を高める集客ツールとしてお役立ていただきたいと考えています。学生防災プロジェクトは、中学教育における防災教材として構成した企画です。その他一般のお客様に対しては、水で発電を開始する防災ライトの展示を行います。
本学が行った復興支援活動を振り返える。
復興庁が行った「復興支援インターン」「復興・創生インターン」では、岩手・宮城・福島の各県の企業インターン事業に40人の本学学生が参加し、被災企業の経営課題に経営者と協働して解決に取り組んだ。これらの活動に本学独自の活動も加え、学生の取り組みと学びのパネルを展示し、宮城県石巻市で「復興・創生インターン」に参加した学生と学生らをサポートした本学教員が説明を行う。