IG-62
イグナイトステージ
災害時、最も助けとなる情報メディアとは?
主催団体: 特定非営利活動法人 BHNテレコム支援協議会
企業向け, 自治体向け
- 災害情報
- 地域防災
BHNは、「ラジオ」を通じた災害時の情報発信支援に取り組んでいます。東日本大震災や北海道地震など、多くのケースで被災者が最も役立つメディアとして挙げているのがFMラジオです。私たちはこれまでに「臨時災害放送局(災害ラジオ)」の開設を支援してきました。
また、インドネシアでは、BHNの開発した「持ち運べるラジオ局装置」を現地のコミュニティラジオ局に導入し、発災時はすぐに被災地に駆けつけ、災害ラジオを放送できるようにしています。さらに日本においては、災害時に何の情報を集め、どうやって被災者に伝えるべきなのかを学ぶ、「災害時の情報発信訓練」を自治体向けに提供しています。
本セッションでは、こうしたBHNの取組の具体例についてお話しいたします。
BHNテレコム支援協議会は、チェルノブイリ原発事故の医療支援をきっかけとして1992年に発足しました。ICT技術を使って、「生活向上のための支援」「緊急時の人道支援」「人材育成」をテーマに、国内外で活動しています。
防災に関しても、バングラデシュにおける災害対応能力強化支援や、フィリピン台風被災者への通信・充電サービス提供、東日本大震災での災害ラジオ局開局など幅広く支援を実施しています。