誰一人取り残さない防災を目指して
主催団体: 神奈川県
自治体向け, 一般向け
- 自助・共助
- ジェンダー・ダイバーシティ
1923年(大正12年)9月1日、相模トラフを震源とするM7.9の関東大震災が発生しました。
震源域の直上である神奈川県では、激しい揺れにより多くの建物が倒壊、その後の大火により都市は壊滅状態となるとともに、県内各地で土砂災害や津波被害が発生し、多くの人命が失われました。
現在からは想像をする事ができない事態が100年前の神奈川で起きています。
関東大震災最大の被災地である神奈川県から、今後の大地震に備え、どう取り組むべきか、今後の方策を探ります。
神奈川県くらし安全防災局では、県民の安全安心なくらしといのちを守るため、災害時の応急対策や防災訓練の実施、消防業務支援、石油コンビナート対策などの防災対策全般から、交通安全対策や犯罪被害者等支援、生活相談等まで幅広い業務を行っています。
黒岩 祐治
神奈川県知事
昭和29年9月26日生まれ(兵庫県神戸市出身)
平成23年4月 神奈川県知事に就任
現在に至る戸羽 太
株式会社オフィスTOBA 代表取締役社長
元陸前高田市長
加藤 篤
特定非営利活動法人日本トイレ研究所 代表理事
1972年、愛知県生まれ
まちづくりのシンクタンクを経て、現在、特定非営利活動法人日本トイレ研究所代表理事
災害時のトイレ・衛生調査の実施、小学校のトイレ空間改善、小学校教諭等を対象にした研修会、子どもたちにトイレやうんちの大切さを伝える出前授業、子どもの排便に詳しい病院リストの作成などを展開している。
「災害時トイレ衛生管理講習会」を開催し、災害時にも安心して行けるトイレ環境づくりに向けた人材育成に取り組んでいる。浅野 幸子
減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表
浅草生まれ
阪神・淡路大震災の被災地でNGOスタッフとして4年間支援に携わる。
その後も市民団体で働きながら研究活動も行う。
2011年6月、東日本大震災女性支援ネットワークに参画、2014年から現職
国や自治体の防災政策にもかかわる。
法政大学大学院公共政策研究科後期博士課程修了
博士(公共政策学)
早稲田大学地域社会と危機管理研究所 招聘研究員、専修大学社会科学研究所 客員研究員、大学非常勤講師菅野 由美子
女性防災クラブ平塚パワーズ 会長
鎌倉市出身
2004年 女性防災クラブ平塚パワーズ 入会
2009年〜2013年 会長就任
2015年 会長就任内藤 則義
公益財団法人 神奈川県身体障害者連合会 会長
1943年 愛知県名古屋市生まれ
1945年 第二次世界大戦の都市空襲からの避難の際に左手を負傷
1998年 大和市身体障害者福祉協会 会長就任
2020年 公益財団法人 神奈川県身体障害者連合会 会長就任金子 寿
Friendly Life Community 会長
神奈川県綾瀬市生まれ
高校2年生の時に体操部の練習中に首を骨折してしまい、四肢麻痺(頸髄損傷)の障害を負う。
神奈川リハビリテーション病院に入院していた時の仲間たちと一緒に「障害があっても保護される存在ではなく、主体性をもって地域で自立した生活をしよう」という主旨のもと、1985年に『F.L.C.(Friendly Life Community)』を発足させる。
その後、『綾瀬市身体障害者福祉協会』の副会長なども務め、市や県の福祉や障害関係の委員会などでも委員として活動している。鈴江 奈々
日本テレビ放送網株式会社 アナウンサー
神奈川県藤沢市出身/防災士 2003年入社以来、主に「NEWS ZERO」「真相報道バンキシャ!」「news every.」の報道番組を担当。 東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震、関東東北豪雨、西日本豪雨、台風災害などを取材、リポート。災害報道やイベントなどを通じて、「備え」の大切さを伝えている。