関東大震災から100年 フード・ダイバーシティから考える防災と備蓄
主催団体: 尾西食品株式会社
自治体向け, 一般向け
- 自助・共助
- 備蓄・グッズ
防災への取組には、宗教、文化、ヴィーガン、アレルギー等に対応する様々な環境整備が求められています。災害時における食の多様性の現状と課題を知るセミナーと、防災と備蓄について食の面から考えるパネルディスカッションを開催。誰ひとり取り残さないフード・ダイバーシティという考え方を、ひとりひとりの自助・共助に役立ててもらうセッションをオンデマンドで配信します。
アルファ米を中心とした長期保存食製造メーカーの尾西食品。ほとんどの社員が防災士の資格を取得し、防災の専門家として活動中。また企業活動とは切り離し、自治体・行政・医師・災害ボランティア等様々なセクターの方にインタビューし、専門家や被災者の声を通じて防災や備蓄の大切さをコラムで発信。他にも、なぜ非常食が必要なのかを一緒に考えたり、非常食を実際に食べてみる体験型防災教室を学校の授業の中で実施している。
大木 聖子
慶應義塾大学環境情報学部 准教授
専門は地震学・災害情報・防災教育など。高校1年生の時に起こった阪神・淡路大震災を機に地震学を志す。
2006年東京大学大学院理学系研究科にて博士号を取得後、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋学研究所にて日本学術振興会海外特別研究員。2008年4月より東京大学地震研究所助教、2013年4月より現職。主な著書に、『超巨大地震に迫る-日本列島で何が起きているのか』(纐纈一起教授との共著,NHK出版新書)、『地球の声に耳をすませて』(くもん出版),『地震防災はじめの一歩』(東京堂出版)など。2012年9月『情熱大陸』,2014年11月『朝日新聞 フロントランナー』ほか。野中 葉
慶應義塾大学総合政策学部 准教授
現代東南アジア研究(特にインドネシア)、現代社会と宗教、女性とイスラーム、マレー・インドネシア語教育が専門。2005年慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了、2011年同後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。主な著書に『インドネシアのムスリムファッション-なぜイスラームの女性たちのヴェールはカラフルになったのか』福村出版、2015。「インドネシアのムスリマ活動家たちの結集―世界的に稀な女性ウラマー会議開催」鷹木恵子編『越境する社会運動 イスラーム・ジェンダー・シリーズ 第2巻』(11章)、明石書店、2020など。また、研究会にて現代東南アジア研究と東南アジア共生プロジェクトを進めている。
クレイシ・ハールーン
日本イスラーム文化センター 事務局長
1991年にパキスタンより来日。日本の大学で学び、ITの学校を卒業後、貿易会社経営。現在、日本イスラーム文化センター事務局長を務め、豊島区にあるマスジド大塚(モスク)の運営や国内外での支援活動にも携わる。東日本大震災の発生直後から、被災地に食料や生活品を届ける活動を実施。フードドライブを立ち上げ、生活困窮者を支える炊き出しなどを行っている。
ジギャン・クマル・タパ
公益財団法人かながわ国際交流財団/ネパール政府公式通訳者
ギャン・クマル・タパ 氏: 公益財団法人かながわ国際交流財団/ネパール政府公式通訳者
1979年ネパール生まれ。2000年に留学のため来日。2009年横浜国立大学大学院博士課程(国際開発)単位取得後、現職。神奈川県地方創生推進会議の委員として政策提言にも携わる他、エベレストインターナショナルスクール評議員、海外在住ネパール人協会アドバイザー。異文化理解や国際協力をテーマにJICA,ユニセフや多数の大学等での講演や新聞、ラジオやテレビにも多数出演岩田 絵弥嘩
ヴィーガンフードアナリスト
・2020年 内閣官房オリパラ基本方針推進調査 ホストタウンアドバイザー
・2020年、2022年東京都ムスリム等多様な文化・習慣に関する受入環境整備事業アドバイザー
ヴィーガン、グルテンフリー、自然栽培などのヘルシー・サスティナブルな食のフードライターやアドバイザーとしてセミナー・イベントを行う。ヴィーガン飲食店をサポートするプロジェクトVege for peaceを立ち上げ、クラウドファンディングを実施。2020年、グローバルヴィーガンビジネスニュースサイトvegconomistで日本がよりヴィーガンフレンドリーな国になるために活躍する女性の一人として紹介される。