防災科学からみた関東大震災の回顧と展望
主催団体:
(一社)防災学術連携体+日本学術会議
協力団体:
防災学術連携体会員の62学協会
一般向け
- 関東大震災100年
- 科学・技術
関東大震災を防災科学の視点から振り返り、この震災による社会への影響や社会環境の変化を考察しつつ、今後の防災に関する展望を議論する。本年7月に開催した防災学術連携シンポジウムでの多様な学協会からの知見を整理しつつ、地震・地震動、都市計画、災害医療、情報・社会の4つの観点で、一般の皆様方に防災の理解を深めていただく機会としたい。各分野の専門家5名をパネリストに迎え分かりやすくお話しいただく予定。
(一社)防災学術連携体は、防災減災に関わる62学協会のネットワーク組織です。日本学術会議防災減災学術連携委員会との連携でシンポジウム等を開催し、学協会間連携と災害緊急時対応の活動をしています。日本学術会議は、我が国の人文・社会科学、生命科学、理学・工学の科学者を内外に代表する機関であり、政府に対する政策提言、国際的な活動、科学者間ネットワークの構築、科学の役割についての世論啓発などを行っています。
森本章倫
日本都市計画学会会長、防災学術連携体代表幹事、早稲田大学教授
都市計画、交通計画が専門。特に、次世代交通(自動運転、LRTなど)と持続可能な都市づくりをテーマとして、行政計画の立案などに従事。博士(工学)、技術士(都市及び地方計画)。
目黒公郎
日本学術会議連携会員、防災学術連携体副代表幹事、東京大学教授 大学院情報学環総合防災情報研究センター長
内閣府本府参与、日本地震工学会会長、地域安全学会会長、日本自然災害学会長、国連大学Adjunct Professor、東工大特任教授、東北大特任教授などを歴任。専門は都市震災軽減工学、国際防災戦略。工学博士。
牧 紀男
京都大学防災研究所・教授
大学で研究教育に携わるとともに、自治体の災害対応、復旧・復興支援、防災計画策定支援を行う。専門は防災計画・復興計画。博士(工学)。
大友康裕
国立病院機構 災害医療センター 病院長
医師、元東京医科歯科大学大学院救急災害医学分野教授、日本救急医学会代表理事、厚生労働省日本DMAT検討委員会委員長、東京都災害医療コーディネーター。
山本佳世子
電気通信大学大学院情報理工学研究科教授、日本学術会議連携会員、防災学術連携体幹事
内閣府上席科学技術政策フェロー、東京大学空間情報科学センター客員研究員、東京農工大学客員教授、クリタ水・環境科学振興財団理事などを歴任。博士(工学)。
米田雅子
日本学術会議会員・防災減災学術連携委員長、防災学術連携体代表幹事、東京工業大学特任教授
防災減災、建設業、農林業、森林再生、地方公共政策など幅広い分野でフィールドワークを重視し、分野横断的な研究に取り組む。博士(環境)、建設トップランナー俱楽部代表幹事。
永野正行
日本学術会議連携会員、防災学術連携体幹事、東京理科大学創域理工学部建築学科・教授
建設会社・研究部門などで20年間、超高層建物等の耐震研究、地盤震動研究等に従事後、東京理科大学教授に着任。専門は建築構造、地震工学。博士(工学)。