防災教育交流会
学校・地域連携を高める防災教育~コミュニティスクールを基盤とした展開
主催団体: 防災教育チャレンジプラン実行委員会
一般向け, 学生向け
- 教育
学校と地域の協力によるコミュニティ・スクール(CS)の導入が全国で進んでいます。しかし、教育委員会が開催時間や回数を規定するなど、熟議不足による形骸化が懸念されています。持続可能な学校運営のためには熟議を重視し、特に防災教育を柱として位置づけることで、CSの成功に寄与することが期待されます。CSと防災教育について、双方の専門家らが意見を交え、過去の「防災教育」の好事例を元にその在り方を考えます。
「防災教育チャレンジプラン YouTubeチャンネル」(アーカイブ配信もこちらでご覧になれます。)
https://www.youtube.com/user/ChallengePlan
公募により選出した全国各地の団体・学校・個人などの防災教育のプランの実践活動を、1年間にわたって支援するプログラムです。2004年にスタートし、昨年度まで延べ343団体を支援してきました。具体的には、年2回の成果報告会や産学官のメンバーから構成される「防災教育チャレンジプラン実行委員」によるアドバイス等を行うものです。
佐藤 公治
博士(環境人間学)/ 南三陸町立歌津中学校 主幹教諭
勤務する中学校で,防災教育とCSを掌理している。生徒が誰の指示も受けずに主体的に取り組む「避難所運営活動」を核とした防災教育を,教育課程に,全学年,年間30時間位置付け,延べ100名程の地域住民と共に,地域学校協働活動として実践し,生徒たちの「生きる力」を育み,地域のレジリエンス向上を目指している。
佐藤 健
東北大学災害科学国際研究所 防災教育実践学分野 教授
東北大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。日本安全教育学会常任理事。内閣府「防災教育チャレンジプラン実行委員会」委員,文部科学省「学校安全に係る専門性向上支援事業有識者会議」委員,宮城県「教育振興審議会」委員,宮城県「学校防災アドバイザー」,石巻市「学校防災推進会議」委員長など。
竹原 和泉
特定非営利活動法人まちと学校のみらい 代表理事
東京学芸大学理事。横浜市青葉区において中高生・大学生のまちづくりをすすめるとともに、各地の学校と地域の連携・協働をサポート。中央教育審議会臨時委員、コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議等を歴任。文部科学省総合教育政策局CSマイスター 著書「学校と社会をつなぐ」学事出版(2021年)
鷲山 龍太郎
元横浜市立小学校長 「防災塾・だるま」塾長
横浜市立小学校長として、学校運営協議会を通して、地域、保護者等と連携した防災教育と防災まちづくりを実践。退職後は、行政、地域、学校等の依頼を受けて防災講演や支援活動に取組む。神奈川を中心に活動する市民団体「防災塾・だるま」代表として防災・減災に関わる連携づくりと啓発活動を推進。
村山 猛
千葉県立香取特別支援学校 校長
2010年から、知的障害教育における防災・安全教育及び特別支援学校の学校安全・危機管理について、実践を積み重ねている。内閣府・防災教育チャレンジプラン実行委員会委員、文部科学省・第11期中央教育審議会初等中等教育分科会学校安全部会委員
木下 史子
文部科学省 総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課 安全教育調査官
兵庫県姫路市出身。岡山県公立小学校教諭。
2011 年4月から岡山県教育庁で学校安全、学校文化、社会教育行政を担当。
うち3年間、岡山県庁で県警察と協働で「子供の安全対策」を推進。
2023 年4月から現職。