プログラム

S-35
セッション

防災教育交流会
学校・地域連携を高める防災教育~コミュニティスクールを基盤とした展開

主催団体: 防災教育チャレンジプラン実行委員会

  • 9/18月
  • 10:30
  • S2-1 都市科学部 107
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一般向け, 学生向け

  • 教育

学校と地域の協力によるコミュニティ・スクール(CS)の導入が全国で進んでいます。しかし、教育委員会が開催時間や回数を規定するなど、熟議不足による形骸化が懸念されています。持続可能な学校運営のためには熟議を重視し、特に防災教育を柱として位置づけることで、CSの成功に寄与することが期待されます。CSと防災教育について、双方の専門家らが意見を交え、過去の「防災教育」の好事例を元にその在り方を考えます。

「防災教育チャレンジプラン YouTubeチャンネル」(アーカイブ配信もこちらでご覧になれます。)
https://www.youtube.com/user/ChallengePlan

ライブ配信
メッセージ

『学校・地域連携を高める防災教育~コミュニティスクールを基盤とした展開』をテーマとし,学校の防災教育にフォーカスし,子供や地域も育て,レジリエンスを高める防災教育の在り方について意見交換を行います。

防災への取組紹介

公募により選出した全国各地の団体・学校・個人などの防災教育のプランの実践活動を、1年間にわたって支援するプログラムです。2004年にスタートし、昨年度まで延べ343団体を支援してきました。具体的には、年2回の成果報告会や産学官のメンバーから構成される「防災教育チャレンジプラン実行委員」によるアドバイス等を行うものです。

団体プロフィール

  • 主催団体名
  • 防災教育チャレンジプラン実行委員会
  • メール
登壇者紹介
  • 佐藤 公治

    博士(環境人間学)/ 南三陸町立歌津中学校 主幹教諭

    勤務する中学校で,防災教育とCSを掌理している。生徒が誰の指示も受けずに主体的に取り組む「避難所運営活動」を核とした防災教育を,教育課程に,全学年,年間30時間位置付け,延べ100名程の地域住民と共に,地域学校協働活動として実践し,生徒たちの「生きる力」を育み,地域のレジリエンス向上を目指している。

  • 佐藤 健

    東北大学災害科学国際研究所 防災教育実践学分野 教授

    東北大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。日本安全教育学会常任理事。内閣府「防災教育チャレンジプラン実行委員会」委員,文部科学省「学校安全に係る専門性向上支援事業有識者会議」委員,宮城県「教育振興審議会」委員,宮城県「学校防災アドバイザー」,石巻市「学校防災推進会議」委員長など。

  • 竹原 和泉

    特定非営利活動法人まちと学校のみらい 代表理事

    東京学芸大学理事。横浜市青葉区において中高生・大学生のまちづくりをすすめるとともに、各地の学校と地域の連携・協働をサポート。中央教育審議会臨時委員、コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議等を歴任。文部科学省総合教育政策局CSマイスター 著書「学校と社会をつなぐ」学事出版(2021年)

  • 鷲山 龍太郎

    元横浜市立小学校長 「防災塾・だるま」塾長

    横浜市立小学校長として、学校運営協議会を通して、地域、保護者等と連携した防災教育と防災まちづくりを実践。退職後は、行政、地域、学校等の依頼を受けて防災講演や支援活動に取組む。神奈川を中心に活動する市民団体「防災塾・だるま」代表として防災・減災に関わる連携づくりと啓発活動を推進。

  • 村山 猛

    千葉県立香取特別支援学校 校長

    2010年から、知的障害教育における防災・安全教育及び特別支援学校の学校安全・危機管理について、実践を積み重ねている。内閣府・防災教育チャレンジプラン実行委員会委員、文部科学省・第11期中央教育審議会初等中等教育分科会学校安全部会委員

  • 木下 史子

    文部科学省 総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課 安全教育調査官

    兵庫県姫路市出身。岡山県公立小学校教諭。
    2011 年4月から岡山県教育庁で学校安全、学校文化、社会教育行政を担当。
    うち3年間、岡山県庁で県警察と協働で「子供の安全対策」を推進。
    2023 年4月から現職。