ハイレベルセッション「次の100年に向けて、来るべき巨大地震にどう備えるか」
主催団体: 内閣府防災担当
一般向け
- 関東大震災100年
開催地(神奈川県・横浜市)のリーダーと防災の専門家の方々が、関東大震災を振り返りつつ、次の100年に向けて、来るべき巨大地震に備えるため、それぞれのお立場からどう取り組むかをお話しいただきます。
聞いているみなさんが、それぞれ「自分事」として、「セッション」を通じて、災害多発国日本に住む私たちが、改めて災害の備えの大切さを見つめ直していただくことで、関東大震災をはじめとする災害の経験や教訓を次世代へつなぐ一助となることを目指します。
入江 さやか
松本大学 地域防災科学研究所 教授
1963年東京生まれ。一橋大学社会学部卒、東京大学学際情報学府修士課程修了。読売新聞社、米・スタンフォード大学地震工学センターなどを経て2000年にNHK入局。報道局社会部、災害・気象センターなどで災害報道に携わる。2022年より松本大学地域防災科学研究所教授。専門は災害報道、災害情報、地域防災。
上村 昇
内閣府大臣官房審議官(防災担当)
熊本県出身。建設省入庁後、環境省、島根県環境生活部、国土交通省などで務めた後、2015年からは、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局参事官を務める。防災関係では、2017年から2019年にかけて、消防庁国民保護・防災部参事官を経験。甲府市副市長を経験し、2022年7月より現職。
大木 聖子
慶應義塾大学 環境情報学部 准教授
専門は地震学・災害情報・防災教育等.高校1年生の時に起こった阪神・淡路大震災を機に地震学を志す.2006年東京大学大学院理学系研究科にて博士号を取得後,カリフォルニア大学スクリプス海洋学研究所にて日本学術振興会海外特別研究員.2008年4月より東京大学地震研究所助教.2013年4月より現職
大久保 智子
横浜市副市長
昭和58年横浜市入庁。市民局共同参画社会推進部男女共同参画推進課長、西区総務部地域振興課長、都市経営局秘書部秘書課長、水道局お客さまサービス推進部長、総務局人材組織部長、西区長、総務局長、水道局長を経て、令和4年4月から現職。
黒岩 祐治
神奈川県知事
昭和29年9月26日生まれ(兵庫県神戸市出身)
平成23年4月 神奈川県知事に就任
現在に至る阪本 真由美
兵庫県立大学減災復興政策研究科教授
神戸大学在籍中に起きた阪神・淡路大震災をきっかけに防災に関心を持つ。JICAで開発途上国への国際協力事業に携わった後に京都大学大学院博士後期課程修了。博士(情報学)。コミュニケーションや社会的ネットワークを活かした防災対策を研究している。また、自治体・地域・NPO等と防災対策の共同研究・実践に取り組んでいる。
福和伸夫(モデレーター)
名古屋大学名誉教授
地震工学・建築耐震工学の教育・研究に携わる傍ら、防災減災活動を実践。あいち・なごや強靱化共創センター長や複数の大学の特任教授・客員教授を務めつつ、地域防災の仕組み作りに注力。防災功労者内閣総理大臣表彰、文部科学大臣表彰科学技術賞、日本建築学会賞、同教育賞、同著作賞などを受賞。