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BOSAI Treasure & Future
~防災の宝物と未来を考える~

主催団体: 神戸市
協力団体: AI防災協議会

  • 9/18月
  • 12:30
  • S2-1 都市科学部 102
  • mapへ

自治体向け, 一般向け

  • 関東大震災100年
  • 災害教訓・伝承

関東大震災や阪神・淡路大震災をはじめ、様々な自然災害を経て、人々がかけがえのない「防災の宝物(Treasure)」を築き上げてきたことを振り返り、それがどのような「防災の未来(Future)」につながるのかについて考えるトークセッションを行います。
また被災の経験から生まれた防災に関する良き変化や未来へ継承したいものをワークショップ形式で会場参加者のみなさんから募集し、防災の宝物と未来についてパネリストの皆さんと一緒に考えます。

ライブ配信
メッセージ

被災経験から得られた教訓やそこから生まれた制度・取り組み・もの・人材などを、防災の宝物(Treasure)と捉え、光を当てるとともに、今後の防災の未来(Future)について会場全体で探っていきます。

防災への取組紹介

神戸市では、ICTを活用した地域防災力の向上に努めており、AI防災協議会に設立当初より参画し、SNSやAIを活用した「災害情報共有システム」の実証実験を行ってきました。このシステムは、災害時にSNSで市民から提供いただいた周囲の被害状況などの情報を整理・集約し、WEB上で共有することで直感的に災害状況を把握することができるシステムであり、令和3年度からは実災害で活用しています。

団体プロフィール

  • 主催団体名
  • 神戸市
  • 部署
  • 危機管理室
  • TEL
  • 078-322-6232
  • メール
登壇者紹介
  • あんどうりす

    アウトドア防災ガイド/兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究科 博士課程

    阪神・淡路大震災の経験とアウトドアスキルを使った日常にも役立つ防災情報を、ママ友に話したのが2003年。子育てバックをそのまま防災バックに、LED ヘッドライトを子育てに使う技などアウトドアの知恵を日常にも防災にも取り入れる方法をいち早く紹介。生きる知恵が得られると好評で、口コミで全国に広がり、講演は 毎年100回以上。2020 年 Yahoo ニュース個人9月 MVA受賞2022年10 月MVC 受賞

  • 神原 咲子/かんばら さきこ

    神戸市看護大学 看護学部 災害・国際看護学分野 教授

    一般社団法人 EpiNurse代表理事、日本災害看護学会理事、日本学術会議連携会員。専門は、災害看護、公衆衛生、グローバルヘルス。兵庫県立大学地域ケア開発研究所で災害看護学の構築に従事した後、文科省リーディング大学院プログラムにおいて、災害看護学の国際展開の他、災害時要配慮者支援のための産官学連携に貢献。防災・減災のために俯瞰的に健康モニタリングができる看護システム「EpiNurse」プロジェクトを主導、ネパール地震の取り組みでUNISDR Risk Award 2017、総務省 ICT地域活性化大賞2020など受賞に貢献。2019年より兵庫防災リーダー講習をおこなうほか、Disaster Nursing Primary Health Care and Communiicatiion in Uncertainty(Springer)など著書多数

  • 行司 高博/ぎょうじ たかひろ

    人と防災未来センター 研究部長

    兵庫県出身。兵庫県からの派遣職員として2022年4月から現職。
    これまで、情報関係、研究支援などの実務にかかわる。現在、防災DX官民共創協議会の自治会部会長もつとめている。

  • 中川 和之/なかがわ かずゆき

    時事通信社解説委員/日本ジオパーク学術支援連合委員(地震学会)

    昭和の頃から、時事通信社の科学記者として災害取材などを担当。子どもの頃にキャンプやハイキングで親しんだ六甲山が、過去に何度も繰り返した地震で高くなった山だったことを、阪神大震災で不覚にも初めて認識。自然の営みがもたらす災いと恵みを、痛みと共に乗り越えてきた日本列島の先達に敬意を表すると共に、自らは語らない大地を科学の力を借りて読み解き、宝を見出して大切にしていくジオパークの活動にも取り組む。

  • 臼田 裕一郎/うすだ ゆういちろう

    国立研究開発法人防災科学技術研究所 総合防災情報センター長

    慶應義塾大学環境情報学部卒、大学院政策・メディア研究科修了。博士(政策・メディア)。2006年より防災科学技術研究所、2016年より現職。防災情報を専門とし、SIP4D(基盤的防災情報流通ネットワーク)の開発、ISUT(災害時情報集約支援チーム)の創設に寄与。筑波大学教授(協働大学院)としての人材育成、AI防災協議会/防災DX官民共創協議会理事長としての社会展開についても積極的に活動中。

  • 高槻 麻帆/たかつき まほ

    神戸市危機管理室 係長

    2004年神戸市入庁。垂水区役所、みなと総局、教育委員会事務局、企画調整局、行財政局配属を経て、2023年4月から現職。市民の防災意識を高める防災啓発事業や国内外の被災地支援などを担当。中学生のときに神戸市内で阪神・淡路大震災を経験。

  • 髙階 経啓/たかしな つねひろ

    【コーディネーター】

    AI防災協議会・調査研究企画「BOSAI Treasure & Future研究会」主宰。
    協議会内では防災カフェマスター、メルマガ編集者などコミュニケーション活性化に従事。防災アプリ「もしゆれ」(2012防災科研)開発、ウェブサイト「TEAM防災ジャパン」立ち上げ(2015内閣府)、書籍『防災かあさん』執筆(2015みんなの防災部)などに関わり、防災コピーライターとしても活動中。現在LINE株式会社CSR戦略室に在籍。防災士。