被災者支援制度を各セクターから考える~有効な被災者支援の為に
主催団体:
3.11から未来の災害復興制度を提案する会
協力団体:
認定NPO法人日本NPOセンター、NPO法人いわて連携復興センター
企業向け, 自治体向け
- 災害教訓・伝承
- 防災行政
今後起こりうる災害の備えとして、誰一人として取り残されず効率の良い支援が行き届くように、被災者支援制度に関して、これまで全国の支援現場で活動する様々なセクターの実践者と現状・課題・今後についてディスカッションを行う。
【登壇者】
畠山順子氏
齋藤由里子氏
菅野拓氏
阿部知幸氏
進行:葛巻徹
2020年4月の設立以降、有識者との現状の被災者支援制度の課題整理や、提言のまとめを行ってきた。意見交換や提言のブラッシュアップを重ねると共に、静岡、佐賀、北海道、岡山などで実際に支援活動を行った方とシンポジウムを開催してきた。2023年6月16日には、「一人ひとりを大事にしだれも取り残さない被災者支援を求める」緊急院内集会を開催。詳細はHPをご覧ください。https://311kaerukai
畠山順子
NPO法人あきたパートナーシップ 理事長
秋田市在住。子育ての傍ら子育てサークル運営や民生委員など地域活動に関わり、障害児支援団体を立上げ現在も活動中。
2006年からNPO法人あきたパートナーシップでNPO・市民活動の相談対応や市民活動に関する講座・セミナー・などの事業を企画。
市民ファンド「あきたスギッチファンド」の立上げに関わり事務局担当。2015年から広域避難者支援拠点として北東北の支援活動を継続。2023年7月の秋田県の豪雨災害において県域災害中間支援として活動中。齋藤由里子
公益財団法人 味の素ファンデーション(TAF) 事務局長
1994年味の素㈱入社。アミノ酸事業、労働組合、広報等を経て,2018年よりTAFへ出向。東北復興応援8年半の学びを活かした「ふれあいの赤いエプロンプロジェクト」で地域の共食の推進を行う傍ら、日本栄養士会、NPO、企業等と共に災害時の食と栄養の問題解決のための多職種多組織連携プラットフォーム、食べる支援プロジェクト(たべぷろ)を2019年に立ち上げ、世話役を務める。
菅野拓
大阪公立大学大学院文学研究科准教授
博士(文学)。専門は人文地理学、都市地理学、サードセクター論、防災・復興政策。近著に『つながりが生み出すイノベーション―サードセクターと創発する地域―』、『災害対応ガバナンス―被災者支援の混乱を止める―』(いずれも単著、ナカニシヤ出版)。最近の主な委内閣府「被災者支援のあり方検討会」委員、厚生労働省・内閣府「医療・保健・福祉と防災の連携に関する作業グループ」参考人、熊本市「復興検討委員会」委員など。
阿部知幸
NPO法人フードバンク岩手 副理事長
東日本大震災をきっかけに民間企業よりNPOの世界へ転身。被災者支援を継続していくなかで、生活に困っている方々への支援のひとつとして食料支援を開始すると同時に岩手県で食のセーフティーネットを構築するために、2014年フードバンク岩手を設立。 岩手県内の施設や子ども食堂等への食品譲渡の他、行政や社会福祉協議会等の生活困窮者相談窓口と連携した食料支援依頼2700世帯にも対応(2022年度)。食品ロス削減推進法の充実・被災者支援の制度改正にも取組み中。311変える会代表。
葛巻徹
NPO法人いわて連携復興センター代表理事
岩手県花巻市でNPOの活動していたことがきっかけで、2011年設立した、いわて連携復興センターに関わり、2017年から代表理事をつとめる。岩手県内の今後の災害に備えたいわてNPO災害支援ネットワーク代表理事。