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100年後の共感へ:あなたが憧れる伝承のかたち

主催団体: 災害伝承セッション連絡協議会
協力団体: 3.11メモリアルネットワーク、小田原史談会、1.17希望の架け橋、あすパユース震災語り部隊

  • 9/17日
  • 12:30
  • S2-2 教育学部7号館 101
  • mapへ

一般向け, 学生向け

  • 関東大震災100年
  • 災害教訓・伝承

関東大震災・阪神淡路大震災・東日本大震災の災害伝承にたずさわる団体が、それぞれの経験をことばにしながら、災害伝承にとって本当に大事なことを共にかんがえます。今回の神奈川大会は、昨年の兵庫大会のメンバーに、関東大震災の伝承活動にも取り組んでいる地域団体を加え、あらためて時代と地域を越えてゆくための伝承活動についてことばを重ねたいとおもいます。

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メッセージ

いろいろな地域から集まったひとたちで、災害伝承についてできるだけ丁寧に丁寧にことばを探して重ねてゆきたいと考えています。あなたの声も、ぜひそこに重ねてください。

防災への取組紹介

災害伝承セッション連絡協議会は、「ぼうさいこくたい2022」から生まれた、災害伝承の経験を地域と世代を越えて語り合う場所をつくるグループです。2022兵庫大会で初めて集まり、2023年は神戸・横浜・石巻での活動を予定しています。

団体プロフィール

  • 主催団体名
  • 災害伝承セッション連絡協議会
  • メール
登壇者紹介
  • 阿部任

    公益社団法人3.11メモリアルネットワーク 語り部

    震災時は高校一年生。石巻市門脇町の実家で祖母と2人の時だった。裏山に避難せず2階にいたところ、家ごと津波に流され9日後に救出された。判断を誤り、多くの人に迷惑をかけてしまった後悔と、メディアでは奇跡の救出として報じられたことによる世間とのギャップに悩む。現在は3.11メモリアルネットワーク職員として活動。

  • 星野和子

    小田原史談会

    小田原の歴史を語ろう、文化を創ろうという人たちが集まって1955年(昭和30年)に発足し、半世紀を超え活動をしている「小田原史談会」で長年活動。小田原地方を中心とする郷土の歴史を学びながら、先人の歩を後世に伝え、そして今、新しい時代に合う活動を始めて「温故知新」の道を歩みはじめている。今年3月は市内にある関東大震災の碑を写し取る「採拓」活動を行うなど、関東大震災に関する郷土史活動も展開。

  • 藤原祐弥

    1.17希望の架け橋 代表

    2020年10月に発足した語り部団体「1.17希望の架け橋」代表。 メンバー全員が、阪神・淡路大震災を経験していない世代として、「1.17のつどい」や「神戸ルミナリエ」、「小・中学校、高校での講演会」など語り部活動を実施中の団体。 「若者から若者へ」をモットーに阪神・淡路大震災の記憶を次世代へ伝え、繋げていく。

  • 佐藤杏香

    あすパユース震災語り部隊

    神戸大学大学院生。あすパユース震災語り部隊メンバー。
    「あすパユース震災語り部隊」は2022年に発足した、高校生、大学生、専門学校生などの学生からなる団体。神戸市灘区成徳地区に特化して、様々な方々から阪神・淡路大震災に関する聞き取りを行い、若者自らが伝承活動にチャレンジしている。聞き取りの過程で、地域の方々との多世代交流の場にもなっている。

  • 梅田大地

    あすパユース震災語り部隊

    灘高校2年生。あすパユース震災語り部隊メンバー。

  • 高原耕平

    人と防災未来センター 主任研究員

    1983年神戸生まれ、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。2019年より人と防災未来センター主任研究員。専門は臨床哲学、災害の記憶伝承、防災技術と社会の関係。最近の業績として「0歳児が語る阪神・淡路大震災: 震災学習世代の中間記憶と世代責任」(地域安全学会論文集、2020)、「反復と伝承 100年前の関東大震災を語りなおすために」(『現代思想 臨時増刊号』2023)など。