プログラム

S-45
セッション

次の関東地震、南海地震に備える抗震力

主催団体: NPO法人 都市防災研究会
協力団体: 株式会社 防災ログ、神奈川県災害ボランティアネットワーク、ボーイスカウト

  • 9/18月
  • 10:30
  • S3-1 教育学部6号館 201
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一般向け, 学生向け

  • 地震・火山
  • 関東大震災100年

地震に関係する専門家の多くは「地震に備えろ」とは発言しますが、多くの場合、その内容は具体性に欠けます。大地震で「生き延びる」ための対策は多岐にわたるので、そのすべてを含めた対策が「抗震力」です。
前半は神沼克伊顧問が「抗震力」について基調講演を行い、後半はパネリストによる基本的な質問及び意見を基に、議論を行います。

予約はありません。フリー(自由席)です。

ライブ配信
メッセージ

地震対策の究極の目的は、「どんな地震に遭遇しても生き延びる」ことです。そこで地震対策に必要な事項をまとめて、ひとくくりとした「抗震力」を学び備えて下さい。

防災への取組紹介

当会は自然災害、人災を問わず、福祉、介護、看護を含め、それぞれに発生した災害に対し迅速に対応できるよう、各会員が強い向上心を持って平常時から努力を重ねています。自分たちの持つ災害対応の知識や技術を広く共有すべく、一般市民への啓発活動も定期的に継続しています。また当会の神沼克伊顧問(総合研究大学院大学名誉教授)が20年前から究極の地震対策として提唱している「抗震力」の普及に力を入れています。

団体プロフィール

  • 主催団体名
  • NPO法人 都市防災研究会
  • TEL
  • 045-826-8169
  • メール
登壇者紹介
  • 神沼 克伊(カミヌマ カツタダ)

    国立極地研究所並びに総合研究大学院大学名誉教授 固体地球物理学が専門、  NPO法人都市防災研究会顧問

    ※写真撮影(Photo)は、横関一浩。
    1937 年6 月1 日神奈川県出身
    1966 年3 月 東京大学大学院修了 (理学博士)、東京大学地震研究所入所 ・文部教官助手地震や火山噴火予知の研究に携わる。
    1966 年12 月~1968 年3 月 第8 次日本南極地域観測隊越冬隊に参加
    1974 年5 月 国立極地研究所・文部教官助教授に配置換え以後極地研究に携わる。南極への出張は15 回。
    1982 年10 月 文部教官教授
    1993 年4 月 総合研究大学院大学教授兼任
    2004 年 アメ リカの南極地名委員会が 「カミヌマクラッグ」 に続き、 「カミヌマブラッフ」 とニカ所目の地名をつける。
    主な著書 『南極情報101』 (岩波ジュニア新書、1983) 、『南極の現場から』 (新潮選書、1985) 、『地球の中をのぞく』 (講談社現代新書、1988) 、『極域科学への招待』 (新潮選書、1996) 、『地震学者の個人的地震対策 (三五館、1999) 、『地球環境を映す鏡 南極の科学』談社ブルーブックス、2009) 、『みんなが知りたい南極 ・北極の疑間50』 (ソフ トバンククリエイテブ、2010) 、『次の超巨大地震はどこか?』 (ソフ トバンククリエイテブ,2011) 、『白い大陸への挑戦 日本南極観測隊の60 年』 (現代書館、2015) 、『南極の火山工レバスに魅せられて』 (現代書館、2019) 、『あしたの地震学』 (青土社、2020) 、『あしたの南極学』 (青土社、2020) 、『地球が学者と巡るジオパーク日本列島』 (丸善、2021) 、『あしたの火山学』 (青土社、2021) 、『あしたの防災学』 (青士社、2022) 、『地震と火山の観測史』 (丸善、2022) 他多数。