メッセージ
主催者メッセージ
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内閣府特命担当大臣(防災)坂井 学
「第9回防災推進国民大会」(ぼうさいこくたい 2024)の開会に当たり、御挨拶申し上げます。
本大会は、共助の防災活動に取り組む産学官民の多様な団体が一堂に会し、その防災活動について発表していただく国内最大級の防災の総合イベントです。平成28年度から毎年開催しており、今年で9回目の開催になります。
今年の大会は、平成28年の熊本地震から8年目、令和2年の7月豪雨から4年目を迎える熊本県で開催することとなりました。
本大会では、「復興への希望を、熊本から全国へ ~伝えるばい熊本!がんばるばい日本!~ 」をテーマに、熊本より、私たち一人ひとりが、日頃から防災に取り組むことの大切さを発信し、災害の経験・教訓を多くの方々へ、そして次世代へつなげる機会にしたいと考えています。
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防災推進国民会議議長
防災推進協議会会長(日本赤十字社社長)清家 篤今年の「ぼうさいこくたい」は平成28年の熊本地震から8年目、令和2年の7月豪雨から4年目の年の開催になります。「復興への希望を、熊本から全国へ ~伝えるばい熊本!がんばるばい日本!~ 」をテーマに、熊本より、私たち一人ひとりが、日頃から防災に取り組むことの大切さを発信し、災害の経験・教訓を多くの方々へ、そして次世代へつなげる機会にしたいと考えています。
この大会全体を通じて、御参加いただいた皆様には、防災、減災の取組への御理解をさらに深めていただき、改めて「公助」と連携した「自助」、「共助」の大切さについて御認識いただければまことに幸いです。
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防災推進国民会議副議長(日本消防協会会長)秋本 敏文
平成25年の地域防災力充実強化法制定以来、およそ10年を経る昨今、能登半島地震・津波・大雨などさまざまな災害が発生していますが、平成28年の熊本地震、令和2年の水害など熊本の災害体験も、今後の防災体制強化を進めるうえで貴重な体験であります。いろいろな角度から振り返りながら、地域防災力充実強化などを一層進めていきたいと思います。
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熊本県知事木村 敬
防災推進国民大会2024を熊本で開催いただき、深く感謝申し上げますとともに、全国からお越しの皆様を心から歓迎いたします。
本県は、8年前の熊本地震、4年前の令和2年7月豪雨など、大きな災害に見舞われました。日本全国から更には世界各地からも多くの温かいご支援をいただき、創造的復興が着実に進んでいるところです。心から感謝申し上げます。
これらの災害の経験や教訓を今後の防災力強化につなげ、次世代に継承していくことは、私たちの大きな使命だと考えます。近年、大規模な災害を経験した本県での大会開催が、改めて防災について考え、行動を起こす機会となるとともに、大会テーマでもある能登半島地震の被災地復興への希望(エール)となることを祈念しております。
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熊本市長大西 一史
平成28年熊本地震から今年で8年が経過しました。この間、国内外の多くの皆様のご支援により、着実に復興への歩みを進めてまいりました。この場をお借りして感謝申し上げます。
本市では、熊本地震の経験と教訓を踏まえ、地域防災力のさらなる強化につなげることを目的とした「熊本市防災基本条例」を制定し、防災・減災のまちづくりを進めているところです。
一方、今年1月1日に発生した能登半島地震により、災害はいつどこで発生するか分からないことを、改めて実感いたしました。今回の「防災推進国民大会2024」を通じて、力強く復興した熊本のまちをご覧いただくとともに、一人でも多くの皆様が防災について考え、行動する機会となることを期待しております。