プログラム

  • S-12
  • セッション

【内閣府・国交省・文科省連携】
地域の記憶を防災の力に変える
~NIPPON 防災資産×次世代の力~

主催団体:
内閣府・国土交通省
  • 9/6(土)
  • 12:30~14:00
  • map
    2F スノーホールA
  • 一般向け
  • 学生向け
  • 災害教訓・伝承
  • 防災教育

内閣府・国交省・文科省で連携し、「NIPPON防災資産」を通じて、今後の災害伝承や防災教育のあり方を考えるセッションを開催します。次世代を担う学生団体(大学生・高校生)がパネリストとして参加し、行政(内閣府・国交省・文科省)、NIPPON防災資産認定団体との間で、自由闊達な意見交換を行う予定です。

  • オンライン
  • 現地出展+オンライン同時配信・後日アーカイブ配信
メッセージ
メッセージ

災害リスクを自分事化し、実際の行動につなげていくことを目指して、次世代を担う学生団体から、自由に意見を出してもらい、行政や認定団体との意見交換を通して、今後の災害伝承の取組や防災教育を盛り上げていこうという企画です。来場者からもWEBで意見を書き込んでもらい、「これは!」という意見はセッション内で取り上げる予定です。ぜひ自由な意見を教えてください。あなたの意見が災害から命を救うことにつながるかも。

防災への取組紹介
防災への取組紹介

内閣府、国交省では、地域で発生した災害の状況を分かりやすく伝える施設や災害の教訓を伝承する活動などを「NIPPON防災資産」として認定する制度を、令和6年5月に創設し、同9月に22件を初めて認定しました。今後も防災資産を通じて、住民の方々が過去の災害の教訓や今後の備えに対する理解を深めていただくことで、災害リスクの自分事化を図るとともに、地域の防災力の更なる向上に繋げたいと考えています。

取組紹介画像
団体プロフィール
登壇者紹介
登壇者紹介
  • 登壇者画像

    東北大学災害科学国際研究所准教授

    佐藤 翔輔 サトウ ショウスケ

    1982年新潟県生まれ。京都大学博士(情報学)。専門は災害情報、災害伝承、災害復興。令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞、地域安全学会年間優秀論文賞(2019年、2013年)ほか多数受賞。

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    新潟県生徒会連盟

    新潟県の高校生徒会で交流しながら、防災啓発活動に取り組む団体。2024年3月に発足し、「防災部通信」を発行しつつ、日本防災士会新潟県支部等と様々な防災啓発活動を実施。

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    明治学園高等学校 防災減災チームDPOMs ディーポムズ

    北九州市の防災意識の低さに危機感をもち、2018年に市民の防災意識向上を目標に活動を開始。高校生から地域の幼稚園児、小学生へ防災授業を行い、子供たちの防災意識を向上する取組を実施。

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    若者防災協議会

    防災教育活動を行う学生団体。兵庫県を拠点に、小学校での出前授業や地域のイベントへの出展を通じて、「防災の日常化」と「他団体との横のつながり作り」を目的に活動。

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    兵庫県立大学 学生災害復興支援団体LAN ラン

    阪神淡路大震災に関する震災学習や継承活動のボランティア、その他福島県や能登半島など支援を必要とする被災地でボランティア活動等を実施。

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    毎年のまつりと教育で伝える大水害 大蛇の長さ“82. 8m”に意味を込める

    えちごせきかわ大したもん蛇まつり

    村の大蛇伝説をもとにした祭りの中で、多くの犠牲者を出した羽越水害(1967年8月)の教訓を次世代に伝える取組。水害発生日の数字に合わせ、82.8mの大蛇を竹と藁で作成し、村内を練り歩く。全ての村民が楽しみながら参加できる”まつり”を通して、継続的に水害伝承が行われる仕組みが構築されている。

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    未曾有の都市型災害を語り部が伝え、迫力のコンテンツで世界に発信

    阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター

    阪神・淡路大震災(1995年1月17日)の経験と、防災の重要性、命の尊さと共に生きることの素晴らしさなど、震災の教訓を継承し、知識や技術の普及を図り災害被害の軽減に貢献するための施設。迫力の映像を用いた震災の追体験、被災者の体験談と合わさった震災関係資料など、リアリティを感じる展示のほか、実験、ワークショップ、研修活動や被災者による語り部活動、また災害対応の現地調査・支援等が行われている。

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    安政南海地震の記憶を伝え、施設、ガイドや語り部講座が備えを促す

    稲むらの火の館

    安政南海地震(1854年)の津波襲来時、稲むら(稲の束、藁)に火を放ち高台への避難路を示して多くの村人を救った濱口梧陵の功績や教訓を学ぶ記念館と、地震津波の恐ろしさや普段の備えを学ぶ「津波防災教育センター」から構成される施設。震災後、濱口梧陵が私財を投じて築いた「広村堤防」のガイドや、小学生向けの語り部講座も行われ、地震・津波に対する防災意識を高めるため地域で行われる「稲むらの火祭り」では、かがり火をたいて避難路を照らす役目を担っている。

  • 登壇者画像

    親しみやすいイラストマップで四国全域の災害を伝え教育や観光など多方面に活用

    四国防災八十八話マップ

    四国に残る災害に関する言い伝えや体験談などをイラストマップとしてまとめ、防災に関する啓発活動や教育活動を行っている。親しみやすいイラストは、小さい子供からお年寄りまで幅広い層に支持されている。このイラストマップをもとに、紙芝居やラジオ番組が作られ、観光ツアーが企画されるなど、様々な形で利用されている。

  • 上記の内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。