減災・災害復旧等への貢献が期待される、人工衛星によるリモートセンシングや日本の測位衛星である「みちびき」のサービス・実証について紹介し、また専門家をお招きして宇宙からの防災・減災に関するパネルディスカッションを実施いたします。
宇宙と防災の関わりとは? 人工衛星によるサービスの災害活用についてご紹介いたします。
測位衛星や地球観測衛星等の人工衛星によって、途切れることのない精緻な位置情報の提供、迅速かつ的確な観測と被害状況の共有、災害情報の伝達などが可能となり、発災時の対応だけでなく復旧活動にも貢献することが期待されています。
準天頂衛星システム(みちびき)公式サイトはこちら
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 参事官 / 準天頂衛星システム戦略室 室長
三上 建治 ミカミ ケンジ
北海道出身。名古屋大学・大学院で宇宙工学修了後、経済産業省入省。先端技術の研究開発、企業DX等イノベーション施策を推進(空飛ぶクルマの推進も)。その他、防衛省、内閣府科学技術・イノベーション会議、JETROブリュッセル、長崎県企画部など省外ポストも多く経験。
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 準天頂衛星システム戦略室 企画官
和田 弘人 ワダ コウジン
岩手県出身。大学・大学院で、地質・古生物学修了後、国土地理院入庁。主にGNSS・VLBI・干渉SAR等の宇宙技術による測地・地殻変動観測分野の業務に携わる。その他、地震調査研究推進本部での地震活動の評価や官邸危機管理センターでの自然災害を含む危機管理等、防災と災害対応に関わる様々な業務に従事。準天室ではみちびきの利活用・普及を担当。
事業創造大学院大学 教授 / 開志創造大学 情報デザイン学部(仮称) 教授
嶋津 恵子 シマヅ ケイコ
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 特任准教授、JAXA (宇宙航空研究開発機構)招聘、都立産業技術大学院大学 教授 / 宇宙技術社会利用研究所 所長を経て現職 内閣府宇宙戦略推進事務局 準天頂衛星システム戦略室 災害対応サービス検討委員、国交省 航空局 統合システム技術検討委員
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター 技術領域主幹
川北 史朗 カワキタ シロウ
大阪工業大学大学院修了後、宇宙開発事業団(現 宇宙航空研究開発機構)に入構。研究開発部門にて宇宙用太陽電池の研究開発に従事した後、2016年より衛星利用運用センターにて人工衛星を用いた防災事業を担当。 2008年東京工業大学大学院総合理工学研究科 博士(工学)、令和4年度文部科学大臣表彰科学技術賞
長岡工業高等専門学校 副校長(教務主事)、電子制御工学科 教授
外山 茂浩 トヤマ シゲヒロ
長岡高専で地域を学び舎とする次世代型社会実装教育を推進。その取組が評価され、文部科学大臣賞を受賞。 現在、副校長として同校の教育高度化に取り組むと共に、国立高専機構・KEAとして内閣府・総合知活用事例に選定された「未来技術人財育成事業」に携わる。
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル 上席理事 / アジア防災センター プロジェクトディレクター
鈴木 弘二 スズキ コウジ
東京大学卒、コロンビア大学大学院修了。アジア防災センター所長、APEC防災部会共同議長、内閣府宇宙戦略推進事務局災害危機対応サービス検討会委員、株式会社オリエンンタル・コンサルタンツ・グローバル上席理事として、アジアを中心に国際防災協力を推進。2024年Asia Pacific Regional Space Agency Forum Award受賞。