令和6年能登半島地震および令和6年奥能登豪雨からの能登の創造的復興において、大学が果たすべき役割と使命について考えます。長年にわたって地域とともに活動してきた実績をもとに、大学だからこそできる復興支援について、産官学それぞれの立場から関係者が議論します。
人材育成や新技術の社会実装など、10年先20年先の未来をつくる大学の取組みを紹介するとともに、そこから見えてくる「災害に強い」次世代の能登と大学の役割についてディスカッションします。
2024年1月に設置した「能登里山里海未来創造センター」を中心として「オール金沢大学」の体制で能登の創造的復興に向けて取り組んでいます。 2025年度から新設した「防災・復興人材特別プログラム」で防災・減災に活躍できる高度人材を育成するとともに、「災害に強い能登」を目指した実証研究を行っています。
金沢大学理事・副学長、能登里山里海未来創造センター長
谷内江 昭宏 ヤチエ アキヒロ
輪島市深見町出身。輪島高校から金沢大学医学部に進学し、金沢大学小児科教授、附属病院副病院長を歴任。専門は小児科学、免疫学。
一般社団法人 能登官民連携復興センター長、一般社団法人 RCF代表理事
藤沢 烈 フジサワ レツ
一般社団法人RCF代表理事であり、県能登半島地震復旧・復興アドバイザリーボード委員や復興庁復興推進委員などを務める復興の専門家。
LINEヤフー株式会社 ソーシャルアクション推進室
橋口 翔 ハシグチ ショウ
2012年NHN Japan株式会社(現LINEヤフー株式会社)入社。官公庁や自治体に自社サービスの活用支援を行う。現在は防災や行政DXなど、公共分野の取り組みに携わっている。