東日本大震災を伝える資料である「震災遺産」を使った防災教育・災害伝承の取り組みを紹介します。繋がれたまま餓死するまでかじり続けた牛舎の柱(レプリカ)を囲んで、被災地での出来事を想像し、被災地に想いを馳せてみませんか。震災遺産は、保存期間も必然的に長く、災害伝承の持続可能性を支える一つになると考えています。みなさんと意見交換をしながら、防災教育・災害伝承を考えていきたいと思います。
新潟県の隣、福島県から初参加となります。防災教育や災害伝承に博物館として取り組んできました。みなさんと意見交換・情報共有できることを楽しみにしています。
震災遺産を活用して防災講座を年間40回程度実施しています。未災地での防災教育や災害伝承が我々の課題です。小学生から大学生、公民館といった社会教育施設でも活動を行っています。自然体験と合わせた防災活動など近隣の施設とも連携して活動を広げているところです。