災害時の衣生活の重要性と持続可能性を、令和6年能登半島地震における、災害洗濯支援活動の経験からお伝えします。 災害時に衣生活にどんな問題や不具合が起こるのか?そしてそれを解消するためにどんな備えや対応が必要なのか?を知って、考えて頂くきっかけになればと思っています。
災害時でも、普段と変わらない暮らしが必要です。 食べること(食)、安心して寝られる場所(住)と同様に、服を着ること(衣)も重要な暮らしの一部です。 生活のあらゆる場面で必要な衣服を、災害時でもどう維持し着るのか? ぜひ考えて、備えて頂くきっかけにしていただけたらと思っています。
DSAT災害洗濯支援チームは、令和6年能登半島地震をきっかけに立ち上がりました。 チームは、衣類の衛生を司る国家資格である「クリーニング師」を中心に構成され、洗濯のプロの知識や経験や技術を活かした支援を行っています。 全国のクリーニング店をネットワークしたり、業界内外の団体等と協定を結んだりして、災害時であっても当たり前に心地よい衣生活を送れるようにと考え活動しています。