中越市民防災安全士会と長岡市で協力し実施している、市民に対する「防災よろず相談」「講師派遣」等の地域防災力向上の支援活動の取組みを紹介
中越市民防災安全士会は、中越地震をきっかけに、地震の記憶と教訓を活かし、災害に強い街づくりのための専門知識を習得し、地域の防災リーダー育成の目的で開講された中越市民防災安全大学(市民大学)の卒業生を中心に2007年3月に結成した市民団体です。現在会員約180名で活動中。長岡市と協力し地域防災力向上に取り組んでいます。
中越市民防災安全士会は、町内会や自主防災会からの防災に関する「よろず相談」を受け、地域への「講師派遣」を行い、地域住民の防災意識向上と地域防災力向上を支援しています。これらの活動が評価され2023年9月に「防災功労者内閣総理大臣表彰」を受賞したほか5回の表彰を受けています。 また、南相馬市、関川村、輪島市、穴水町などの災害現場へボランティア人員を継続的に派遣し、復旧・復興活動の一助を担っています。