平成16年に発生した中越大震災において、「寒冷地対応」「多雪対応」として、断熱性能を高めた住宅や除雪を考慮して一定の通路幅を確保した配置計画をした新潟県特有の応急仮設住宅を取り上げます。また、近年、需要が多くなっている木造応急仮設住宅についても取り上げ、応急仮設住宅の昔と今について紹介します。
中越大震災の当時を写真や資料で振返り、実際に設置された新潟県特有の気候風土に応じた応急仮設住宅を紹介します。縮小模型の展示も行いますので、見て触れて応急仮設住宅を体験してください! 近年、多種多様な応急仮設住宅が増えていることから、現在の住宅についてもパンフレットなどを用いて紹介します。
新潟県土木部都市局建築住宅課では、(一社)プレハブ建築協会と(一社)全国木造建設事業協会と災害協定を締結し、被災者に仮の住まいを早期に提供できるよう体制を構築しています。 災害時、迅速に対応するため、県内市町村と建設候補地の共有、協定先へ定期的に供給体制の確認をするなどの災害に対する備えを行っています。