中越大震災、東日本大震災、熊本地震の支援の体験から、食事に制限がある人工透析患者が避難先で食べられる非常食がなかった経験から、自分たちで栽培した農林水産省が開発した新形質米「春陽(しゅんよう)米」を原料に、新潟県の支援を受けて開発したアルファー化(製造特許取得済み米)「はんぶん米」の紹介。
米の生産者団である私共は、「JAPAN RICE PEACE PROJECT]として、食の見えないバリアを打ち破る食品としてお米が最適で、「見えない食のバリアフリーを超えること」を目標として活動しています。活動は新潟県、東京都、埼玉県をはじめ、アメリカ、ドバイ、パリ、オランダ、南アフリカでも自主イベントを開催し普及に努めています。災害時に食で困る人々がいなくなることを願い、米の生産と商品開発をしています。
全国の自治体、及び、人工透析患者団体と災害支援協定を締結して、非常時における「はんぶん米」及び透析食の支援を締結。軽トラックのキッチンカーを手作りをして、災害発生時には透析患者、及び、食事制限者(食物アレルギーや宗教上の理由で食事に制限のある人)に直接支援できる体制を整えています。また、東京、埼玉、及び、新潟県の小中学校で総合学習の支援として出前防災授出前行っています。