新潟県看護協会は、看護職の資質向上や勤務環境の改善に取り組み、地域医療の充実を支えています。また、近年頻発する自然災害や新興感染症などに備え、平時から災害支援ナースの養成や登録を行い、発災時には速やかに派遣体制を整えます。災害支援ナースは避難所、医療・福祉施設等に派遣され、健康管理や心身のケアなどを通じて安全・安心な生活を支援します。災害支援ナース養成や活動内容について報告します。
災害が頻発する現在において、被災地支援、災害を想定した訓練や人材育成は急務の課題となっています。新潟県看護協会は、看護の視点で被災者への支援ができるように、災害支援ナースを養成しています。災害支援ナースは被災者支援を行うだけでなく、平時においては所属する自施設の防災リーダーとしても期待されています。
・災害支援ナース養成研修の実施 (オンデマンド研修20時間、演習10時間をすべて修了が条件) ・災害支援ナースの名簿管理 ・災害支援ナースの派遣調整 (中越地震・中越沖地震・東日本大震災・能登半島地震)