栃木県那須塩原市の地域学校協働本部が中学校で毎年実施している防災学習です。 80名以上の地域住民や各種団体を巻き込んだ防災学習をどのように実施しているか、そのプログラムをご紹介します。
生徒数740名の西那須野中学校で毎年実施している防災学習は、学校の先生方に頼らず地域が主導で実施しています。 生徒全員が体験を通して災害の恐ろしさや命の大切さ、そして地域の一員として何ができるかを考え、3年間を通して「自助・共助・協働」を学びます。 「助けられる人から助ける人へ」 地域の人たちの想い、防災学習を通した生徒たちや地域の変化などもご紹介します。
那須塩原市は県内でも防災士の資格を持つ人が多い自治体です。西那須野中学校では防災士をはじめ、地域コミュニティ、PTA、市役所、宇都宮大学、病院、消防、建設業協会など、様々な団体と連携し防災学習を実施しています。また、この取り組みが市内の他の学校にも波及し、たくさんの学校で防災の取り組みが始まってきています!