私たちはレジリエンス・環境・インクルージョンの視点から防災に取り組み、国内外の被災地を支援。その活動が評価され、ニューズウィーク日本版SDGsアワード社会部門賞を受賞しました。 この度、住民同士が協力し合う「共助」の力で安全な水を確保できる個人向け浄水キットを開発。行政支援が届きにくい避難所などで、川や雨水を活用し、プラスチックごみを出さず水道水レベルの飲用水・生活用水を得る仕組みをご紹介します。
避難所では飲料水だけでなく、手洗いやトイレに使う生活用水も欠かせません。ただ、飲料水は備蓄していても生活用水までは難しいケースが多くあります。そうした場面でも住民同士が協力して水を確保できるよう、川や池の水を活用する浄水キットを開発しました。本展示では、東京・大阪・名古屋の主要な河川の水質について、浄水前と後の比較結果を紹介します。災害時に頼れる「もうひとつの水源」を知っていただければと思います。
2022年3月、海底火山爆発によりトンガ王国が水不足。支援のために水210トン分のアクアリピュアを寄贈。国内では福島沖で発生したM7.4の地震で断水した南相馬市の一部で、給水車で供給できない地区に対し、120セットを寄贈。 2022年10月、静岡市清水区にて台風15号により長い間断水した地域にアクアリピュア寄贈。 2024年5月、トルコシリア地震で被災したトルコへアクアリピュア300セットを寄贈。