内容 「中越地震等と復興・災害への備え」 登壇者 ・矢守克也 京都大学防災研究所教授 ※司会 ・田村圭子 新潟大学危機管理センター教授 ・澤田雅浩 兵庫県立大学減災復興政策研究科准教授 ・諸橋和行 中越防災安全推進機構事務局長 ・宮崎悦男 小千谷市長 ・小林幸子 歌手 挨拶 内閣府防災担当審議官
昨年の能登半島地震では、新潟県でも多くの被害が発生しました。また、新潟県は、新潟地震、中越地震、 中越沖地震、豪雨水害、豪雪、火山噴火等様々な災害を経験してきましたが、その度にそれらを乗り越え、復興してきました。そこで、ハイレベルセッションでは、「中越地震等と復興・災害への備え」をテーマに、中越地震等の様々な災害での新潟県の経験や教訓と、有識者の知恵や知識を織り交ぜて議論することによって、国民一人ひとりのさらなる防災意識の向上や、激甚化・頻発化する災害に対する備えにつなげていきたいと考えています。
京都大学防災研究所教授(地区防災計画学会会長)
矢守 克也 ヤモリ カツヤ
1963 年生まれ。大阪大学博士(人間科学)。専門は、社会心理学、防災心理学。現在、地区防災計画学会会長、日本災害復興学会会長、自然災害学会理事・評議員、国際総合防災学会理事、日本質的心理学会理事、日本グループ・ダイナミックス学会理事等を歴任。
新潟大学危機管理本部危機管理センター 教授
田村 圭子 タムラ ケイコ
専門は危機管理、災害福祉。2022年〜現職。関西学院大学、京都大学大学院を経て、新潟大学災害復興科学センター特任准教授、危機管理室教授。能登半島地震における新潟市生活再建支援業務を産官学民連携で支援。
兵庫県立大学減災復興政策研究科准教授
澤田 雅浩 サワダ マサヒロ
1972 年広島生まれ。2000 年慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。博士(政策・メディア)。長岡造形大学建築・環境デザイン学科准教授等を経て現職。内閣府地区防災計画アドバイザリーボード委員、日本災害復興学会理事、地区防災計画学会理事等を歴任。
公益社団法人中越防災安全推進機構 事務局長
諸橋 和行 モロハシ カズユキ
中越地震の被災地の復興のために設立された中間支援組織において、災害の伝承、災害に強い地域づくり、防災人材の育成などを推進。中越地震から21年が経過し、新たな社会的要請に応えるべく、日々奮闘している。
小千谷市長
宮崎 悦男 ミヤザキ エツオ
1966年11月11日生まれ、日本工学院専門学校卒業。平成7年アンシャンテ設立。平成12年アンシャンテ株式会社代表取締役に就任。 平成19年より小千谷市議会議員を1期、平成23年より新潟県議会議員を3期務める。令和4年に小千谷市長に当選。現在1期目。
歌手
小林 幸子 コバヤシ サチコ
1953年12月5日生まれ 新潟県出身 1964年10歳でデビュー。79年「おもいで酒」が200万枚突破の大ヒットとなり、 日本レコード大賞最優秀歌唱賞をはじめ数々の音楽賞に輝く。同年NHK「紅白歌合戦」に初出場、以来34回出場。近年ではYouTubeチャンネル等、SNSでの反響も大きく「ラスボス」と称され、若い世代やネットユーザーからの人気も博す。06年紺綬褒章受章、13年新潟県民栄誉賞受賞、令和2年文化庁長官表彰受賞。昨年に芸能生活60周年を迎えた。