令和8年度中に設置予定の「防災庁」について、「わが国の防災の在るべき姿、防災庁が担うべき役割」をテーマに有識者とともにパネルディスカッションを行います。
パネルディスカッションでは、防災分野の様々な専門家である防災庁設置準備アドバイザーをお呼びしております。ぜひお越しください。
人命・人権最優先の「防災立国」の実現のため、我が国の防災全体を俯瞰的に捉え、産官学民のあらゆる力を結集し、中長期的視点から我が国の防災の在り方を構想するとともに、徹底した事前防災、発災時から復旧・復興までの一貫した災害対応の司令塔となる「防災庁」の設置に向けた準備を行っております。
名古屋大学名誉教授、あいち・なごや強靱化共創センター長
福和 伸夫 フクワ ノブオ
名古屋大学大学院修了後、民間建設会社を経て、名古屋大学に異動。建築耐震工学・地震工学に関わる教育・研究に携わる傍ら、防災・減災活動を実践。日本建築学会賞や防災功労者内閣総理大臣表彰などを受賞。
慶應義塾大学環境情報学部准教授
大木 聖子 オオキ サトコ
専門は地震学・災害情報・防災教育等.高校1年生の時に起こった阪神・淡路大震災を機に地震学を志す.2006年東京大学大学院理学系研究科にて博士号を取得.2013年4月より現職.令和6年度文部科学大臣表彰科学技術賞.
新潟大学医歯学総合研究科先進血管病・塞栓症治療・予防講座特任教授
榛沢 和彦 ハンザワ カズヒコ
新潟県中越地震後の車中泊で足の静脈血栓が多く発生していることを報告し、東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震、能登半島地震などでエコノミークラス症候群予防検診を行っている。避難所・避難生活学会を立ち上げ避難所の改善をTKB48(トイレ・キッチン・ベッドを48時間以内)として提唱している。
東京大学・教授
廣井 悠 ヒロイ ユウ
1978年10月生まれ。名古屋大学准教授等を経て2021年8月より現職。博士(工学)、専門は都市防災、都市計画。平成28年度東京学卓越研究員、2016-2020年JSTさきがけ研究員(兼任)。受賞に防災功労者・内閣総理大臣表彰、文部科学大臣表彰・科学技術賞、文部科学大臣表彰・若手科学者賞など。
名古屋大学減災連携研究センター 講師 / 医学部附属病院救急科 診療科長
山本 尚範 ヤマモト タカノリ
大阪市立大学医学部医学科卒、ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生学修士、名古屋大学医学博士取得。愛知県本部災害医療コーディネーター。災害時の医療提供体制構築等、支援側の総力戦をいかにつくるかが研究テーマ。
国立研究開発法人防災科学技術研究所 社会防災研究領域長 / 防災DX官民共創協議会 理事長
臼田 裕一郎 ウスダ ユウイチロウ
慶應義塾大学環境情報学部卒、同大学大学院政策・メディア研究科修了。博士(政策・メディア)。現職および総合防災情報センター長、防災情報研究部門長を兼務。加えて、筑波大学教授(協働大学院)、AI防災協議会理事長、防災庁設置準備アドバイザー会議委員等を務める。
防災庁設置準備室 参事官
御手洗 哲郎 ミタライ テツオ
平成17年国土交通省に入省。都市・地域整備局まちづくり推進課、観光庁観光地域振興課課長補佐、道路局路政企画官、不動産・建設経済局建設業政策企画官、大臣官房総務課企画官を歴任し、令和7年7月より現職。